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セップとQoncept、リアルタイムARシステム「instrack」を開発 各種CGソフトウェア上で生放送・生配信でのAR演出が可能に

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画像検出・解析の様子

セップとQonceptは、音楽ライブ映像向けのリアルタイムARグラフィックシステム「instrack(インストラック)」を開発した。

instrackは、カメラ映像内のAR演出に利用可能な楽器の座標(現状はギターヘッドのみ。他楽器への対応は現在開発中)、人物の関節の座標、推定床面の座標、人物領域のマスク画像を、AI技術を用いてリアルタイムに検出・解析する(M2チップ搭載MacBook Air使用時、入力解像度1920×1080px・入力フレームレート30fpsで1Fr以内に処理)。取得したデータを用いることで、各種CGソフトウェア上で様々なAR演出を生放送・生配信で付与することが可能となる(出力映像プロトコルは米国NewTek社のNDI®を使用)。 画像解析はラップトップPC(MacBook)のみで行うため、既存のシステムにも手軽に導入できる。

セップは、「今後も、SEPが持つ音楽映像制作のノウハウとQonceptが持つ画像処理技術を活かしつつ、本システムの開発を一層進めてまいります」とコメントしている。

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