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日本オーディオ協会、毎年音の日に開催している授賞式 今年は3年ぶりにリアル開催

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1877年12月6日、トーマス・エジソンが錫箔円筒式蓄音機を完成させて、音を記録・再生する技術が発明された。日本オーディオ協会は、12月6日をオーディオの誕生日として「音の日」と定め、音に関する関係団体と協力して、以下のようなセレモニーを毎年開催している。今年は3年ぶりのリアル開催となり、会場を東京・神田スクエアに移し、さらに音の持つ力の重要性を認識するイベントとして、充実を計っていく。

第8回 学生の制作する音楽録音作品コンテスト 表彰式

音楽録音教育・オーディオ教育の啓発として毎年、「学生の制作する音楽録音作品コンテスト」を開催している。今年も多くの応募があり、以下の通り、受賞者を発表した。

受賞者一覧

最優秀賞   ;倉持瑞生さん(九州大学大学院)
優秀企画賞  ;大塚 晶史さん(HAL東京)
        曽根万鈴さん(音響芸術専門学校)
優秀音楽作品賞;黒坂 祐貴さん(HAL東京)
優秀録音技術賞;LAI JINGCHENGさん(洗足学園音楽大学)
奨励賞    ;古田 晏悠さん(名古屋芸術大学)
        藪本 萌子さん(大阪芸術大学)

第28回日本プロ音楽録音賞 授賞式(日本プロ音楽録音賞運営委員会)

エンジニアの技術の向上と次世代エンジニアの発掘を図ることを目的とし、レコーディングの現場で様々な作品に携わっているエンジニアの表彰を行っている。審査委員会の厳正なる審査を経て、各顕彰区分の優秀作品を選出し、最優秀賞と優秀賞を表彰している。

今年は「学生の制作する音楽録音作品コンテスト」の授賞式と「日本プロ音楽録音賞」の授賞式を同じ会場で行われる。これにより、学生は将来目指す仕事の大きな目標が実感でき、プロは次世代のエンジニア候補としての若者を応援する場となることが期待される。

音の匠 顕彰式

音・音楽・オーディオを通じて、卓越した技能を持ち、文化創造や社会貢献した人を「音の匠」として顕彰している。今年は、ピアニスト反田恭平氏を「音の匠」として顕彰する。

協会創立70周年記念 功労賞授与式

日本オーディオ協会の関係者で、協会あるいは音の日の活動に貢献した人を表彰するもので、今回は、校條亮治氏、岸原孝昌氏、畑陽一郎氏、山﨑芳男氏、内沼映二氏、千葉精一氏、佐伯多門氏を表彰する。