Musicmanの音楽キュレーション番組「Nusicman」、第2回目は女子視点で「音楽業界にぜひ知ってほしいアーティスト」を紹介
Musicmanの音楽キュレーション番組「Nusicman」が、第2回目の投稿を本日公開した。11月25日、Musicmanは新たに音楽キュレーション番組「Nusicman」を始動させた。音楽業界にぜひ知ってもらいたい新進気鋭のアーティストを紹介するという使命のもと、制作チームは日々情報集めやコンテンツ制作に奔走している。本日はそんなNusicmanの第2回目の番組配信。今回のキュレーターは女性キュレーターの小島だ。
「数字にこだわらない」女子大生キュレーター小島の選曲魂
小島は現在22歳の大学生。日々様々なジャンルの音楽をディグっているが、彼女曰く一番関心が高いのがアイドルだという。ジャニーズ、虹のコンキスタドール、でんぱ組.inc、NCT 127、SEVENTEEN等々・・・枚挙にいとまがないが、つまるところ国内外ジャンルを問わず様々なアイドルの現場に行っているということになる。新しい音楽に出会うために小島はTuneCoreやBIG UP!のニューリリースを定期的に見つつ、そこで気に入ったアーティストのSNSから調べることもある。さらには地方ラジオの音楽番組にもアンテナを向け日々積極的に新人をチェックしている。また流行りのアニメや映画をチェックしたりと、キュレーションは音楽だけにとどまらない。
そんな小島がキュレーションにおいて重要視していること。それは「再生数・登録数にこだわらないこと」である。
再生数や高評価・低評価というのは確かに一目でわかるわかりやすい指標とは言えるが、果たして常にそのコンテンツの質を正確に反映しているだろうか?もちろん良質なコンテンツはたくさんの人に愛され、結果として数字に現れるものだが、それは結果論ではないか。我々Nusicmanが行いたいことは、新進気鋭のアーティストのキュレーションである。数字以上に、そのアーティストの良さ、個性、ポテンシャルなど、むしろ定性的な要素にしっかりと目を向けたい。そんな意気込みが小島からは感じられる。
今どき女子に響いた超個性的なアーティストたち
今回、紹介するアーティストをこちらで軽く紹介したい。まず1人目がリア子。紹介する楽曲はボーカロイド楽曲である「フラッシュバック」。ポップでかわいらしいトラックに、かわいいけどちょっぴり重い推しへの一方通行を語る歌詞が特徴的な楽曲。Tiktokを中心としてその知名度を着実に上げてきている。
二人目に紹介するアーティストはbrains。楽曲は「開眼」。作詞作曲からミックスまですべてを自ら手掛ける音楽家を名乗る男性アーティストだ。柔らかい雰囲気のトラックに耳馴染みの良い優しい歌声で気持ちよく韻を踏む歌詞が組み合わさっている。
三人目のアーティストはカニ研究会で、楽曲が「我愛你」。2022年始動、日本海出身を名乗るミステリアスな女性トラックメイカー。作詞作曲に加え、アートワークも自身で手掛けている。上海蟹というタイトルのような中華っぽい香り漂うトラックにかわいらしいボーカルが合わさっている個性的なトラックだ。
自分で詞を書き曲を書き、アートワークも手掛け、さらにSNSもうまく活用する。そんな令和の新進気鋭のアーティストたちを見逃す訳にはいかないだろう。それでは、続きは番組にてお楽しみいただければ幸いだ。
プレイリストを活用した新しい音楽番組
最後に、番組の仕組みについてもう一度説明しておこう。Nusicmanでは、YouTubeの再生リストを活用して、3人のキュレーターがMC形式で音楽ビデオをかけてゆく。MC→楽曲→MC→楽曲…と自動で連なるかたちなので、YouTubeながらラジオや音楽テレビの番組のように楽しめる新方式になっている。連載「未来は音楽が連れてくる」でお馴染みの作家、榎本幹朗が番組プロデューサーを担当。この方式を創案した。これから更に有益なコンテンツを増やしていくので、ぜひチャンネル登録の上、お見逃しなく。
(文:町田孝文)
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