日本音楽出版社協会、2022年度MPA賞を発表
MPA(日本音楽出版社協会)は、2022年度のMPA賞を発表した。この賞は、音楽の著作物の創作活動に対する顕彰事業としてJASRAC、NexToneからの著作物使用料の分配額が最も多かった楽曲を管理する音楽出版社を表彰するもの。
- 分配対象期:2021年12月分配から2022年9月分配までの計4期
- 対象楽曲:各ジャンルにおいて、分配額が最も多かった邦楽曲
- ヒット・ソング賞:2021年4月1日以降に公表された作品
- スタンダード・ソング賞:2012年3月31日以前に公表された作品
ヒット・ソング賞(公表後1年以内の内国作品)
JASRAC
「Cry Baby」
ポニーキャニオン音楽出版
ラストラム・ミュージックエンタテインメント
ミリカ・ミュージック
受賞コメント
ポニーキャニオン音楽出版 代表取締役社長 横尾 友美氏
この度は、大変素晴らしい賞を頂きありがとうございます。
「Cry Baby」は、TVアニメ「東京リベンジャーズ」の主題歌として、全世界の方々に届けられ、愛された楽曲です。
作詞作曲の藤原聡さんと楽曲制作の皆さんにより創り上げられたこのドラマティックな楽曲は、“困難に立ち向かい、倒されても必ず立ち上がり未来を変える!”という物語の中の熱情が見事に昇華された感じがし、アニメを超え多くの方々の心に刺さり、愛していただけたのではないかと思います。
この素晴らしい楽曲が更に多くの皆様に親しまれていくよう努力して参ります。
関係者の皆様、応援頂いたすべての皆様に心から感謝申し上げます。ラストラム・ミュージックエンタテインメント 代表取締役 村田 積治氏
2022年MPA賞「ヒット・ソング賞(JASRAC)」をいただき、ありがとうございます。
「Cry Baby」がTVアニメ「東京リベンジャーズ」のOPテーマとして、幅広い世代の数多くの方々に届き愛されたことを実感するとともに、その機会をいただいた関係者の皆さまには心より感謝申し上げます。
音楽出版社として1人でも多くの方の人生に寄り添えるような楽曲を、これからもアーティストと共に届けてまいります。
ありがとうございました。ミリカ・ミュージック 代表取締役 山田 尚良氏
このたびは輝かしい賞をいただき、大変光栄に思います。
「Cry Baby」はアニメ「東京リベンジャーズ」の主題歌として、作品の世界観と一体化した素晴らしい楽曲です。この曲を耳にし、また歌うたびに、多くのファンの方々はお気に入りのシーンを思い浮かべているものと確信しています。
Official髭男dismのみなさま、所属事務所、レコード会社をはじめとするすべての関係者の方々に深い敬意を表するとともに、心から感謝いたします。ありがとうございました。
NexTone
「踊」
NHK出版
ユニバーサル・ミュージック・パブリッシング
クラウドナイン
受賞コメント
NHK出版 代表取締役社長 土井 成紀氏
2022年MPA賞「ヒット・ソング賞(NexTone)」という素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます。NHK「夜光音楽ボカロP 5min.」の主題歌である「踊」は、多くの方に愛され、歌っていただけるようになりました。Adoさま、作詞のDECO*27さま、作曲のGigaさま、TeddyLoidさま、所属事務所、レコード会社をはじめ、関係者の皆さまに心から感謝を申し上げます。今後も音楽出版社として、この楽曲がさらに多くの方に愛されるよう、努力してまいります。ありがとうございました。
ユニバーサル・ミュージック・パブリッシング 社長 ジョニー・トンプソン氏
昨年度に引き続き2022年度MPA賞ヒット・ソング賞(NexTone)の受賞に接し、Ado様をはじめご関係者の皆様におかれましては、心よりお祝いを申し上げます。素晴らしいアーティストの才能と努力に加え、支える皆様のご尽力が認められ、実を結んだものと感服するばかりです。日本から世界へ、益々のご活躍を祈念いたします。最後になりますが、本楽曲に関わらせて頂きまして感謝申し上げます。これからも応援しております!
クラウドナイン 代表取締役社長千木良 卓也氏
この曲をお聴きくださった方々のおかげで素晴らしい賞を頂き光栄に思います。
Ado、Gigaさん、TeddyLoidさん、DECO*27さん、関係者の皆さん、世界に残る可能性がある日本の曲を作り続けましょう。
スタンダード・ソング賞(公表後10年以上経過した内国作品)
JASRAC
「天才バカボン」
読売テレビエンタープライズ
受賞コメント
読売テレビエンタープライズ 代表取締役社長 梅田 尚哉氏
栄誉ある賞を頂戴し感謝いたします。
「天才バカボン」は1971年の発売から51年の長きにわたり、「これでいいのだ」という優しく後ろ押してくれるメッセージやあたたかいメロディーが、CM等でたくさんの方々に笑顔を届け続けています。
私自身も小学生の時に接して以来、最も好きなアニメ主題歌でもあり、赤塚不二夫さんが生み出された痛快な原作とともに、強烈なインパクトを持った渡辺岳夫さんの旋律を、これからも多くの皆様に愛されるよう大切にしてまいります。
関係者の皆様、応援いただきました皆様に、心より御礼申し上げます。
NexTone
「めくれたオレンジ」
エイベックス・ミュージック・パブリッシング
ソニー・ミュージックアーティスツ
受賞コメント
エイベックス・ミュージック・パブリッシング 代表取締役 五十嵐 真二氏
このたびは、大変素晴らしい賞を賜り、誠にありがとうございます。
関係者の皆様には心よりお祝いと感謝を申し上げます。
長い間、多くの皆様に支持されている「めくれたオレンジ」を、代表出版者として大切に管理・開発し、来年も、再来年も、この賞が受賞できるように、関係各位と協力して、また、社員一丸となって頑張っていきたいと思います。
どうぞ宜しくお願いいたします。ソニー・ミュージックアーティスツ 代表取締役 桂田 大助氏
この度は「スタンダード・ソング賞」をいただき、誠に有難うございます。
「めくれたオレンジ」は、2001年に「歌モノ3部作」の第1弾として田島貴男さんをゲストボーカルにお迎えしリリースされた楽曲です。この曲が一つの転機となり、その後、東京スカパラダイスオーケストラの楽曲を数々の素晴らしいボーカリストやバンドの皆様と共に演奏する多くの機会を得ることが出来ました。
発売から20年以上経った今も皆様にご支持いただき、この度もこのような名誉ある賞をいただきましたことに心より感謝申し上げます。これからも東京スカパラダイスオーケストラと共に大切に届けていきたいと思っております。