ぴあ創業者・矢内廣氏、創業50周年を機に初の自伝『岩は、動く。』発売
ぴあ創業者の矢内廣氏が、創業50周年を機に初の自伝『岩は、動く。』を12月26日より全国の主要書店やネット書店にて発売した。定価は本体2200円+税。
生い立ちから、情報誌『ぴあ』の創刊、「チケットぴあ」のスタート、幾度と経験した経営危機や発明のエピソード、そして今日までぴあを支えた人への感謝の気持ちなどが、綿々と語られている。
矢内廣氏は、1950年福島県いわき市生まれ。中央大学法学部在学中の1972年に月刊情報誌『ぴあ』を創刊。1974年ぴあを設立し、代表取締役社長に就任。1984年には日本初のコンピュータオンラインチケットサービス「チケットぴあ」をスタート。チケットの先行予約を特典にしたクレジットカード「ぴあカード」会員制を同時スタート。2002年に東証二部、2003年には東証一部に上場(現在はプライム市場)。2018年「アプリ版ぴあ」をリリース、2020年には横浜・みなとみらいに1万人収容の「ぴあアリーナMM」をオープン。
現在はぴあグループ各社の代表のほか、PFF(ぴあフィルムフェスティバル)理事長、チームスマイル代表理事、公職として、日本雑誌協会理事、新国立劇場運営財団評議員、日本アカデミー賞協会組織委員会委員、ユニジャパン評議員等を務める。
『岩は、動く。』目次抜粋
- 幼少時代のあだ名は「哲学者」
- 起業の原点は「甘納豆紙芝居」
- 情報誌「ぴあ」命名の種明かし
- 浅利慶太と押した「起動スイッチ」
- ぴあが迎えた「とんでもない」相談役
- 一度は「断った」株式上場
- コロナという「天災」とどう対峙したか
- 「これからの50年」に向かって
ほか