広告・取材掲載

USEN、全国100拠点のこども食堂にUSEN MUSICを無償提供

ビジネス 音楽業界

USENと全国こども食堂支援センター・むすびえは、むすびえが支援する全国30拠点のこども食堂に、2021年9月より「USEN MUSIC」(Wi-Fi機能を備えた音楽配信サービス)を無償提供する取り組みを行っており、新たに70拠点を追加した100拠点への設置が完了したと発表した。

また、USEN MUSICの100拠点支援を記念し、増加傾向にあるこども食堂の現状と地域社会との関わりについて語る、USEN 田村 公正代表取締役社長と、むすびえ 湯浅 誠理事長の対談も公開された。

現在、こども食堂は全国に7,300拠点以上存在し、毎年1,000拠点以上のペースで増加している。現在ではこどもだけでなく、その地域に居住する方々の“地域交流の場”になっており、そうした地域コミュニケーションの活性化が大切だが、こども食堂はボランティアとして活動していることが多いこともあり、公民館や寺を借りたり、自宅の開放で実施していることが多く、万全な通信環境が整っているわけではない。また、コロナ禍の黙食などにより、“無音”に近い状況の過ごし方が増加したことで、場の空気をつくる重要性が高まった。

そうしたなか、USENの音楽配信サービスでは、情操教育の一環として学校のチャイム代わりに音楽を流したり、メンタルケアの一環としてオフィスBGMでの利用が増えている側面を活かし、こども食堂にUSEN MUSICを無償提供し、音楽のみならず通信環境も整えることで、施設の環境改善を支援している。

今後は、USENを含むUSEN-NEXT GROUP全体の、数多くのユーザーとの接点や地域社会とのネットワークがある強みを活かし、USEN MUSICの提供だけでなく、飲食店のユーザーと、地域コミュニティとしての役割を担うこども食堂を結び付けられる取り組みなどを実施することで、地域コミュニティに貢献し、サステナブルな社会の構築に寄与するとしている。

関連タグ