楽曲情報管理システム「KENDRIX」が初アップデート、JASRACへの作品届提出機能などを追加
日本音楽著作権協会(JASRAC)は2月14日、ブロックチェーン技術を活用した存在証明機能とeKYC機能を備える楽曲情報管理システム「KENDRIX」の初のアップデートを行い、JASRACへの作品届提出機能などを追加した。
この機能はKENDRIXのオンライン信託契約申込み機能を利用してJASRACと管理委託契約を締結したユーザー(「ベーシック」アカウントから「ビジネス+」アカウントにアップグレードしたユーザー)のみが利用できる。
なお、KENDRIXのオンライン信託契約申込み機能を利用せずにJASRACと管理委託契約を締結しているJASRACメンバーもこの機能を利用できるように、3月のアップデートで、JASRACメンバーが「ベーシック」アカウントから「ビジネス+」アカウントにアップグレードするための機能を追加する予定だという。
そして、今回のアップデートにより、ユーザー本人以外の共同著作者も著作者情報に追加して登録できるようになった(これまでは、著作者である「ユーザー本人」のみ)。また、著作者の役割として「編曲」が選択できるようになった(これまでは「作詞」「作曲」のみ)。
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