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第18回 渡辺晋賞、『ONE PIECE』作者・尾田栄一郎氏が授賞「一漫画家をプロデューサーという角度から認めてくださった事を、とても嬉しく思います」

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左より渡辺ミキ 理事長代行、渡邊美佐 理事長、週刊少年ジャンプ編集長 中野博之氏(受賞者代理)、渡邊万由美 理事

渡辺音楽文化フォーラムは創設者・渡辺晋氏生誕の日である3月2日に「第18回 渡辺晋賞 授賞式」を行われた。なお、授賞式は受賞者を中心に役員のみ出席で開催された。

今回で第18回となる渡辺晋賞には漫画家/映画『ONE PIECE FILM RED』プロデューサー尾田 栄一郎氏が授賞した。

尾田氏は、映画『ONE PIECE FILM RED』の総合プロデューサーとして、観客動員1,427万人・興行収入197億円という、2022年度国内興行成績1位・国内の映画興行収入ランキング歴代8位という結果に導き、さらには、全米初登場2位など国際市場をも圧倒する作品を作り上げた。

企画から製作、戦略的な宣伝までを総合的にプロデュースし、公開前から作品への注目度が高く、公開されるやいなや瞬く間に大ヒットとなり、これまで海外でも120以上の国と地域で公開されるなど、FILM RED旋風は世界にまで拡がっている。プロデュースチームを先導し密な連携を取りながら、監督、脚本家、演者を決定、そして、今回生み出された物語のヒロイン「ウタ」の歌唱パートへの“Ado”の起用、使用楽曲については現在第一線で活躍する多数のアーティストからの楽曲提供をプロデュースチームや監督と共に厳選するなど、その手腕を発揮。音楽とアニメのコラボレーションをより高め、アニメのヒットだけでなく音楽のヒットにも繋げている。

大ベストセラー漫画家でありながら、ヒット・シリーズの作家として甘んじることなく、映画の企画・製作・宣伝を総合プロデュースしたその姿勢及び実行力を高く評価され、今回の受賞に至った。これまでも、尾田氏は総合プロデューサーとして「ONE PIECE」の映画作品に携わってきたが、今回の映画作品の大ヒットという結果をもって、ビジネスの成功に繋げてきたプロデューサーとしての功績が証明されたとしている。

尾田 栄一郎氏コメント