オーディオテクニカ、不正アクセスを受け情報漏えいの可能性を発表 システム障害の原因調査過程で判明
オーディオテクニカは3月7日、ランサムウェアによる不正アクセスを受け、社内の一部機密情報が不正に閲覧された可能性があることを発表した。同社では、2月25日未明より発生しているシステム障害において、復旧に向けて対応しており、その原因調査の過程で判明したという。
今回の不正アクセスによる被害の状況、情報漏えいの範囲などは現在調査中で、全容の確認や対処、復旧にはまだ数週間の時間を要する⾒込みだ。なお、同社の公式ECストア販売における決済は外部委託しているため、クレジットカード情報を保有しておらず、クレジットカード情報の流出がないことを確認しているという。
同社はシステム障害の発生以降、電話、問い合わせフォーム/メール、FAX、ECサイト、修理依頼、新規会員登録を調査のため停止していたが、電話システムは社内ネットワークを介しておらず、安全であることが確認できたとして、3月7日より電話対応のみ再開している。