音楽コンサートにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン第6回改定「マスク着用は基本、観客個人の判断に」
コンサートプロモーターズ協会、日本音楽事業者協会、日本音楽制作者連盟は3月9日、2023年2月10日付にて国の基本的対処方針が変更され、イベント開催に関する新たな方針が示されたことを受けて、本ガイドラインの第6回改定を行った。これは、同年3月13日より適用される。
今回の改定では、政府の方針に沿ってマスク着用の考え方を見直し、観客のマスク着用については、観客個人の判断に委ねることを基本とする。ただし、公演主催者の判断により観客にマスク着用を求める場合は、観客へ事前に告知することとしている。
また、公演関係者のマスク着用については、公演主催者の判断によるものとする。その他、公演会場においてより実効性のある対策が講じられるよう、一部の内容や表現を見直した。
なお、同年5月8日(予定)の新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけ変更をもって、本ガイドラインは廃止となる。以降の音楽コンサートにおける自主的な対策については、改めて発表する予定だ。
「全国の音楽コンサートの現場において、観客のご理解・ご協力のもと、本ガイドラインの内容に沿った対策を徹底していただいている公演主催者・出演者・公演関係者の皆さまに、改めて感謝を申し上げます」と伝えている。
なお、本ガイドラインとライブ・エンタテインメント約款が抵触する場合には、本ガイドラインが優先される。