MPA、2023年度音楽著作権管理者養成講座の募集を3/20より開始
MPA(日本音楽出版社協会)は、2023年度音楽著作権管理者養成講座の募集を、来る3月20日より開始する。
本講座は、著作権法の基礎知識や判例、音楽出版社の具体的な業務、著作権管理事業者に関する内容から、音楽配信やライブ、アニメ、SNS・YouTube等ネットワーク上の音楽利用と権利処理、海外の著作権動向等、最新の音楽ビジネスに係る内容まで、幅広い分野を学ぶことができる。
さらに今回は、インターネット上(YouTube、TikTok等)で活躍するクリエイター、いわゆる「ネットクリエイター」に関する講義や、音楽出版社の重要な役割の1つである楽曲のプロモーション(旧譜の利活用/再開発等)に関する講義を追加するほか、著作権・原盤使用料の再分配業務について詳しく解説するなど、一部カリキュラムをリニューアルして実施する。
講義は、スクーリング(会場での受講)とリアルタイムのオンライン配信によるハイブリッド形式で行われ、全50時限のうち40時限以上の受講で、修了試験の受験資格を取得できる。
また、過去に講座を修了されている方と対象とした「フォローアップコース」では、全講義を受講可能な50時限コースと、希望の講義のみを選択できる10時限コースがあり、1週間程度、講義のアーカイブ配信の視聴が可能。音楽出版業務の基本的な内容を復習したいという人、著作権法の改正やデジタルテクノロジーの発達に伴う音楽ビジネスの変化について情報をアップデートしたいという人に向けたコースとなっている。