ヤフーとLINEの「検索は、チカラになる。」に合計約1252万人が参加、3.11企画を通じて総額約1億394万円を東日本大震災の被災地支援などのために寄付

2023年3月15日 11:30

ヤフー（以下、Yahoo! JAPAN）とLINEは、東日本大震災の発生した3月11日に向け、防災啓発や被災地の復興支援などを目的とした企画「3.11 これからも、できること。」（以下、本企画）を展開した。本企画内で実施した取り組み「検索は、チカラになる。」には合計約1252万人の参加があり、参加人数に応じた約9,428万円（同取り組みの寄付額上限はYahoo! JAPANとLINEそれぞれ5,000万円）をYahoo! JAPANとLINEから、東日本大震災の被災地支援などを行う団体※へ寄付することを発表した。また、その他の寄付施策を含めると、本企画を通じた寄付総額は約1億394万円に達したという。

Yahoo! JAPANとLINEは2021年から毎年「3.11企画」を実施しており、今年は、将来の災害時に被害を減らすための防災啓発と、東日本大震災の被災地復興支援、震災の風化防止の3つを目的に本企画を展開した。

本企画では、取り組みのひとつとして、3月11日に「3.11」と「Yahoo!検索」または「Yahoo!きっず」で検索すると10円、「LINE Search（LINEのニュースタブ上部の検索窓）」で検索すると10円、合わせてひとりにつき20円を寄付できる「検索は、チカラになる。」を実施した。合計1251万8456人の参加があり、寄付額は9428万4160円となった。寄付は、Yahoo! JAPANとLINEから、東日本大震災の被災地支援や防災をはじめとするより良い未来づくりの活動に取り組んでいる団体へ行う予定だ。

加えて、本企画では寄付でユーザーの想いを東北へ届ける「寄付は、チカラになる。」も実施。「Yahoo!ネット募金」の取り組みでは、3月1日から3月12日までの間に、東北で防災や復興支援などに取り組む団体に対し、総額965万2967円が寄せられた。

結果、「検索は、チカラになる。」と「寄付は、チカラになる。」を合わせた本企画における寄付総額は1億393万7127円となっている。

また、本企画において防災啓発を目的に実施している「防災は、チカラになる。」では、ユーザー体験型コンテンツ「スマホ避難シミュレーション」を提供しており、3月12日までにのべ77万5767人のユーザーが体験した。Yahoo! JAPANとLINEは引き続き、ひとりでも多くのユーザーに防災意識を高めてもらい、発災時に被害にあう人を減らせるよう、「スマホ避難シミュレーション」の提供を継続するとのこと。

Yahoo! JAPANとLINEは「今後も、両社の強みを活かした防災領域における取り組みの実施やサービスの開発・提供を通し、『あらゆる災害の、あらゆるシーンでひとりでも多くの命が助かる未来』を目指していきます」と伝えている。

※寄付先は以下9団体を予定