コルグのLive ExtremeがRITTOR BASEに常設導⼊、配信第1弾は⼤友良英と⼩⼭⽥圭吾
コルグは4⽉7⽇、リットーミュージックの多⽬的スペース「RITTOR BASE」に、Live Extremeが常設導⼊されたことを発表した。
コルグが2020年9⽉に発表したインターネット動画配信システム「Live Extreme」は、オーディオ・クロックを配信システムの軸とした「オーディオ・ファースト思想」や、ロスレス/ハイレゾ・オーディオに対応した⾼い⾳質が好評を博し、発表以来80以上のコンサートやイベントの配信に採⽤されている。
Live Extremeは、市販のPCやASIOオーディオ・インターフェースで動作するソフトウェア・ベースのシステムであることから、既存の配信設備に低コストで組み込むことが可能だ。この特⻑を活かし、⾼画質・⾼⾳質配信を⽬指すライブ会場や配信スタジオへの導⼊が進んでいる。
RITTOR BASEへの常設にあわせて、Live Extreme配信第1弾として、4⽉8⽇に、⼤友良英と⼩⼭⽥圭吾による即興演奏ライブをDSD⾳声で⽣配信することも決定した。Live Extremeは発表当初よりDSDに対応していたが、これまではプレスイベントやパブリックビューイングなど視聴者が限定された環境でしか利⽤されてこなかった。本公演はDSD⾳声による動画が⼀般家庭にライブ配信される世界初のイベントとなる(コルグ調べ)。
本配信は輝⽇の協⼒により、ハイレゾに対応した配信プラットフォーム「eContent」を使⽤して⾏われる。なお、DSD⾳声はLive Extremeの副⾳声配信機能を利⽤して、PCM⾳声と同時配信されるため、たとえDSD対応機器がなくても、PCMロスレス⾳声による⾼⾳質配信を楽しめる。