Musicmanの音楽番組「Nusicman」、音楽フェス主催のOrganic Callなど三組の新人を紹介
Musicmanの音楽キュレーション番組「Nusicman」が、キュレーターKentaの四本目となる番組を本日公開した。今回は音楽配信がイチオシするバンド、環境音に即興で音楽を付ける作曲家、クラシックとゲーム音楽の素養を持つソングライターなどバラエティに富む紹介となっている。
YouTubeで音楽番組ができる仕組み
NusicmanはYouTubeの再生リストを活用している。アーティストAの紹介動画→アーティストAのミュージックビデオ→アーティストBの紹介動画→アーティストBのミュージックビデオ…と紡いでゆく形式だ。これによりむずかしいとされてきたYouTube上での音楽番組を実現した。今回、MCを務めたKentaのピックアップしたアーティストをここで簡単に紹介しておこう。
一人目はSHIORI、風の音、遠くに聞こえる車の走り去る音に合わせて彼女が即興でつけるピアノはみずみずしい環境音楽になっている。特に半音の使い方が心地よく、番組最後のお楽しみコーナーでKentaがそのテクニックの妙を解説しているので最後まで聞いてみてほしい。
二組目は、全国的にライブサーキットをこなす2ピースのロックバンド、Organic Call。キャッチーなメロディとライブ受けするサウンド作りで、みずから主催する音楽フェス「東京日輪音楽祭」では音楽サブスクのAWAとコラボレーション。ラジオ配信ラウンジを設けたりなど、新しい試みにも積極的な、要注目のバンドだ。
三人目は、オオノシオリ。クラシックの素養を持ちつつ、アニメ・ゲームが大好きな彼女は作詞作曲編曲を一人でこなす上、歌唱力も高い。「つらいことをPOPに」をテーマにしており、将来性を感じる女性シンガーソングライターだ。番組は下記からそのまま再生できる。
次回はバンド特集
来週は音楽オタクの女性キュレーター小島が精選した新進気鋭のバンドを特集予定だ。筆者は音楽テレビのスペースシャワー・グループで仕事をしていたが、かなりスペシャっぽいニューカマー特集になっていたので少しうれしかった。次回もぜひ楽しみにしてほしい。NusicmanのTikTokも精力的に動画を作っているので、番組紹介に興味のある方は下記へご連絡いただければ幸いだ。
(文:榎本幹朗)
※番組へのお問い合わせはこちらから。
(2月19日まで一部メールが受信出来ておりませんでした。お詫び申し上げます)