ローソンエンタテインメント、22年3月~23年2月期のチケットの取扱高はコロナ禍前の2019年度を上回る水準に回復
ローソンは4月13日、2023年2月期の連結業績(2022年3月1日~2023年2月28日)を発表した。
連結子会社のローソンエンタテインメントについては、チケット事業において、3年ぶりの行動制限のない状況の中、コンサートなどの開催が活況となった。このような状況下で需要を取り込むべく、各ジャンルで案件獲得に注力した結果、通期でチケットの取扱高はコロナ禍前の2019年度を上回る水準に回復した。また、音楽・映像ソフトの専門店「HMV」などの店舗における物販事業も、前期比で伸長した。一方、EC事業は巣ごもり需要の一巡により売上は減少したが、エンタメグッズ・コスメなど商材領域の拡大に取り組んでいる。なお、HMVを中心に、書籍・CD・DVDなどを販売する複合店「HMV&BOOKS」やレコード専門店「HMV record shop」を含め、2023年2月末日現在の店舗数は55店舗となった。
以上の結果、営業総収入は492億4,400万円(前期比7.3%増)、営業利益は27億1,600万円(同34.6%増)、経常利益は29億1,300万円(同21.4%増)、当期純利益は15億7,600万円(同10.0%減)となった。