UUUM、22年6月~23年2月期は営業利益16.7%減 通期予想を下方修正
UUUMは4月14日、2023年5月期第3四半期の連結業績(2022年6月1日~2023年2月28日)を発表した。
当第3四半期連結累計期間において、広告市場の低迷の影響を受け、アドセンスやマーケティングの売上が想定より減速したこと、新作ゲームにおいて旧作からのユーザー移行が想定より遅延したことなどにより、売上高171億4,337万円(前年同期比1.2%増)、営業利益4億9,498万円(同16.7%減)、経常利益5億2,463万円(同12.2%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億30万円(同72.6%減)となった。
2023年5月期の通期連結業績予想は、YouTubeショートの再生回数増加に伴い、YouTubeショートを除く動画再生回数が当初の想定を下回る推移をしていること、当第3四半期以降の広告出稿意欲の低下及びインフルエンサーマーケティングの普及による案件の分散化等を原因として、マーケティング領域のビジネスが当初の想定を下回る推移をしていること、既存ゲームタイトル「脱獄ごっこ」から新規ゲームタイトル「脱獄ごっこPRO」のユーザーコミュニティのスイッチングが当初の想定以上に時間を要していること、並びに、新作ゲームタイトル「かみながしじま」のローンチを延期したこと等により、売上高を従来予想270億円~285億円から15.8~14.8%減の230億円~240億円(前期実績235億8,400万円)、営業利益を同11億円~13億円から54.5~46.2%減の5億円~7億円(同9億7,100万円)、経常利益親会社を同10億4,500万円~12億4,500万円から49.3~41.4%減の5億3,000万円~7億3,000万円(同10億200万円)、株主に帰属する当期純利益を同6億5,000万円~7億8,000万円から100.0~84.6%減の0円~1億2,000万円(同4億4,800万円)に下方修正した。