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MIXI、位置情報共有アプリ「whoo」を運営するLinQへ出資

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MIXIは4月17日、位置情報共有アプリ「whoo」を運営するLinQに、2024年3月末までに条件付きで最大約20億円の出資を段階的に実施することを発表した。

MIXIはSNS「mixi」やスマホゲーム「モンスターストライク」、子どもの写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」、共遊型スポーツベッティングサービス「TIPSTAR」など、友人や家族といった親しい人と一緒に楽しむコミュニケーションサービスを提供してきた。昨年4月にはコーポレートブランドをリニューアルし、「豊かなコミュニケーションを広げ、世界を幸せな驚きで包む。」というパーパスのもと、「心もつながる」場と機会を創造し続けることを目指している。

位置情報共有アプリ「whoo」を運営するLinQ社は2019年8月に創業。「創造性が生み出す楽しさの連鎖」をミッションに掲げ、匿名質問アプリ「Ninjar」など10以上のアプリを開発し、次世代のコミュニケーションサービスを展開している。特にwhooは、2022年12月のサービス開始から3か月でダウンロード数が1,000万を突破

whooは、位置情報を家族や特定の友人同士で共有できるアプリだ。相手のオンライン/オフラインのステータスや滞在時間、充電残量表示などの情報を共有するほかに、家族や友人までの経路や移動時間がわかる機能やチャット機能など、コミュニケーションを楽しむ機能が充実している。2022年12月のサービス開始より多くのユーザーに利用され、2023年3月にはダウンロード数が1,000万を突破、そのうち半数近くを海外ユーザーが占めており、世界中の多くのユーザーに利用されている。

MIXIは、これまで培ってきたSNSやゲーム運営などの知見・ノウハウを共有し、事業支援を行うことで、whooの事業スピードを加速させ、グローバルなコミュニケーションサービスへ成長していくことに貢献していくと伝えている。

MIXI 代表取締役社長CEO 木村弘毅氏 コメント

Z世代に人気となっている位置情報共有型SNSを運営するLinQ社への出資に大変興味と期待を持っています。このサービスが拡大することで友達同士で位置情報を共有し、「実際に会って遊ぶ」約束を気軽にできる社会が実現されます。私たちは、ユーザーが現地の情報やイベント情報をリアルタイムで共有できるこのプラットフォームが、新たなコミュニケーションの形態を創出し、地域コミュニティやビジネスの活性化にも大きく貢献すると考えています。また、当社が運営しているスマホゲーム「モンスターストライク」は、対面で遊ぶことを特徴としており、将来的にシナジーが期待できます。今後も当社として協力体制を強化し、このプロジェクトの成長をサポートしていきます。

MIXI 取締役ファウンダー 笠原健治氏 コメント

「世界中のZ世代で愛用される、新しいコミュニケーションサービスを作っていくこと」――原田さんたちの大きな夢を、当社としても全力で応援したいと思っています。利用者数をシステム負荷に耐えながら伸ばしていくこと、利用者の皆様にとって安心して居心地良く使えるサービスになっていくこと、そして世界中でサービスが広がっていくことに関して、当社が培ってきたノウハウも共有しながら、一緒に夢を実現していけると嬉しいです。

LinQ 代表取締役CEO 原田豪介氏 コメント

「whoo」は、3か月で1,000万以上のダウンロードを達成し、世界170カ国以上のユーザーにご利用いただいております。しかし、それは私たちが目指すべき頂の一合目に過ぎません。そして、日本発のSNSは全てUSやCHINAのテック企業に負けてしまっており、私たちは世界に挑戦するリベンジマッチを狙っています。そんな背景から今回、MIXI社から資金調達を実施でき嬉しく思います。今後の「whoo」に必要なのは、オリジナリティです。私たちはメディア化されたSNSに終止符を打ち、本来のソーシャルネットワークを取り戻します。

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