ホロライブの配信システムが「ToF AR」に対応、VTuberの配信で手指の動きが滑らかに
カバーは、同社が運営するVTuber事務所「ホロライブプロダクション」の配信システムにおいて、ソニーセミコンダクタソリューションズ(SSS)が開発したToF ARソフトウェア開発キット(SDK)に対応したことを発表した。
カバーでは、タレントが配信に使用するシステムを自社で開発している。従来の配信システムにおけるハンドトラッキング機能は専用のデバイスが必要だったが、今回のアップデートからSSSが開発したToF ARソフトウェア開発キットを使用することにより、スマートフォン1台で手軽にフェイストラッキングとハンドトラッキングを実行できるようになった。
このアップデートにより、全所属タレントが普段の3D配信をハンドトラッキングを利用したものにアップグレードできる。