ホロライブ運営のカバー、バーチャル配信や技術向上をサポートする新スタジオ設立を発表
カバーは本日、より高品質のコンテンツや次世代のエンターテイメントを提供するため、新スタジオを設立したことを発表した。
新スタジオは、企業ミッションである「つくろう。世界が愛するカルチャーを。」に思いを込めて設計された。約1年半を費やし、総工費27億円を投資して設立されたスタジオは、最新鋭のモーションキャプチャー設備を構えるほか、レコーディング設備も併設されており、従来のコンテンツの開発スピードや制作自由度を向上させるだけでなく、より緻密な表現や高品質なコンテンツ制作に昇華させることが可能となっている。
新スタジオは、モーションキャプチャースタジオ、クロマキースタジオ、レコーディングスタジオなど、コンテンツに合わせた収録を、全て1フロアで行うことができる。また、スタジオ全体の面積としては、テニスコート約10面以上となっており、国内最大級の規模を誇る。
新設されたモーションキャプチャースタジオは、最新のVICONカメラであるVALKYRIE(VK-26)をスタジオ全体で200台以上設置しており、キャプチャー精度の向上の他、繊細なモーションが撮影できる。このほか、コントロール周りでは最新のスイッチャーシステムを導入している他、熱源対策なども完備されている。
また、今回併設されたレコーディングスタジオは音楽業界標準の機器が導入されており、スタジオ内でのCD音源やボイス収録などが行えるとのこと。