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JVCケンウッド「“音”でつながる!」クリエイター向けWEBサービス「QUIET STARS」の実証実験を開始 体験モニターを募集

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JVCケンウッドは、音楽を介した新しい出会いの場の提供を目的とし、“音”を起点にさまざまなジャンルのクリエイターが集まり、誰とでも楽曲を共同制作できるプラットフォームとして企画・開発中の「“音”でつながる!」クリエイター向けWEBサービス「QUIET STARS」(クワイエット スターズ)の実証実験を開始、体験モニターを本日5月17日より募集する。

近年、プロ・アマチュア問わず、DTM(Desktop Musicの略。パソコンを使って音楽制作することの総称)環境にて楽曲制作を行う人が増えている。また、DAW(Digital Audio Workstationの略。パソコンで作曲・編曲などの音楽制作をするソフトウェアの名称)を使うことで楽曲の全てのパートを自分1人で作り上げられるようになっている。

JVCケンウッドは、「自分がふと思いついたメロディーやリズムなどに、他のクリエイターが気軽に音源を重ねられ、クリエイター同士が自由に楽曲を作り上げることができたら、音楽の楽しみや可能性はさらに広がっていく」との考えから、個人での楽曲制作と共存しつつ、クリエイター同士のつながりを生みだすWEBサービス「QUIET STARS」を企画・開発している。

本サービスは、多様なバックボーンを持つクリエイターが投稿したドラム、ギター、ボーカル、ラップ、バイオリンなど、さまざまなジャンルのトラック(パート)に対して、他のクリエイターが特別なやり取りをせずに直接、音源を重ねることが可能なため、いわば“音を通じたコミュニケーション”により、誰とでも楽曲を共同制作できるプラットフォームだ。

同社は本サービスを、新中期経営計画「VISION2025」(4月27日発表)で掲げている「新たな価値の創造/顧客起点のデザイン経営を強化」において、「技術×マーケティングによる顧客価値創造」、および「デジタルサービス基盤の構築」に向けた取り組みの1つとして推進しており、本サービスの開始に向けてさまざまな検討に加え、事前テストを実施した。

音楽系の大学生、専門学校生、高校生を中心に、社会人、音楽クリエイターなど、プロやアマチュア、年齢や職業を問わず、幅広い属性の人たちに参加してもらった際は、「制作したトラックに自分では思いつかない音を重ねてくれて勉強になった」「活用できずに眠っていたトラックが、他の方によって楽曲化されて嬉しい」といった好評の声が寄せられた。そして今回、実証実験として体験モニターを募集し、さらに広いユーザーの声を集めてサービスの商品化に向けたブラッシュアップを図っていくという。

同社は今後、本サービスにおいて、個々のクリエイターにとって使いやすい機能の追加や、制作された楽曲をより多くの人に聞いてもらうための外部発信の仕組みの構築、またWeb3時代の音楽制作へのアプローチとして、権利関係の整理に加え、ブロックチェーン技術による音楽ビジネスの活動サポートなどを実施していく予定だ。

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