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音楽に関連する消費、アーティストグッズ購入者の年間利用金額で最も多いのは「1万円~1万5千円未満」〜CCCマーケティング総研発表

ビジネス レポート

CCCMKホールディングスにて、生活者の意識把握に努めるCCCマーケティング総合研究所は、3月22日~3月28日に「音楽に関する調査」を実施し、その結果を発表した。

音楽に関わる行動には、CDや楽曲のダウンロード等によって「楽曲を聴く」ことだけではなく、オーディオや室内環境など「視聴するための環境を整える」、コンサートや映像などを「観る」「体験する」、雑誌やグッズといった「関連する商品を購入する」等、さまざまなものがある。今、生活者の皆さまは音楽に関わるどのような活動を行っているのか、普段音楽を聴いている全国の16~69歳のT会員に、音楽に関わる行動とそれに伴う消費について聞いた。

調査結果概要

  • 音楽に関連する行動では、「オーディオ類の購入」が約3割、「アーティストグッズなどの購入」が15.5%
  • アーティストグッズなどのグッズ購入者の年間利用金額は「1万円~1万5千円未満」が最も多い
  • グッズの購入理由は「そのアーティストが好きだから」の他、「公演の記念」や「会場で身につけたい」という理由が多い。一方で機能面の評価や日常使いの要望も見られる

「音楽を聴く」こと以外の「音楽に関連する行動」では、「音楽を視聴するためのオーディオ類(ヘッドホン・イヤホン含む)を購入した」が30.3%、「アーティストグッズやフェス・公演のオリジナルグッズを購入した」が15.5%の回答となった。

音楽に関連する行動に、1年間でどの程度お金をかけているか見ていくと、「音楽を視聴するためのオーディオ類(ヘッドホン・イヤホン含む)を購入」は、「1000円~3000円未満」「3000円~5000円未満」が多くなっているが「3万~5万円」まで広く分布している。「アーティストグッズやフェス・公演のオリジナルグッズを購入」は「1万円~1万5千円未満」が最も多く、他の行動と比較すると高額の利用者が多い傾向が見られる。

「アーティストグッズやフェス・公演のオリジナルグッズ」について、その購入理由を見ていくと「そのアーティストが好きだから」(92.1%)はもちろん、「コンサートやフェス・公演の記念としたいから」(49.3%)、「コンサートやフェス・公演の会場で身につけたり持ちたいから」(41.4%)が高くなった。

一方で「デザインや機能が良かったから」(24.0%)、「フェス・公演のタイミングに関わらず日常的に使えるものを探していたから」(11.9%)も挙げられており、機能面の評価や日常使いの要望もあるということがわかった。

本調査のレポートは、CCCマーケティング総研のウェブサイトからダウンロードできる。

調査データ概要

  • 音楽に関する調査(2023年3月)
  • 調査地域:全国
  • 調査対象者:普段音楽を聴いている男女16~69歳のT会員(事前調査にて対象者を抽出)
  • 有効回答数:2,443サンプル
  • 調査期間:2023年3月22日~2023年3月28日
  • 実査機関:CCCMKホールディングス株式会社
  • 調査方法:インターネット調査(Tリサーチ)