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日本音楽作家団体協議会、AIによる著作物利用について意見表明

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AIによる著作物利用に関するFCAの見解

13の音楽作家団体で構成される日本音楽作家団体協議会(FCA)は6月15日、生成AIによる著作物利用に関し、音楽作家の声として意見表明を行った。

生成AIの開発が急速に進むなか、創作者の権利の保証に関する議論はなおざりにされたままで、現下AI技術の進歩に法制度や社会制度が追いついていない状況だとし、この状況を広く訴えるためにFCAは音楽作家を代表して意見を表明するに至ったとのこと。

意見表明の内容

  • 現行著作権法における権利制限規定を見直して、創作者の権利を阻害することなくAI技術の発展と調和を図ることを政府に求めます。
  • G7デジタル・技術閣僚宣言に基づき早急に生成AIに関する議論の場を設け、創作者をステークホルダー(利害 関係者)の一員として協議に参加させることを政府に求めます。
  • 各分野の創作者と連帯して生成AIによる著作物利用に関する諸問題の解消に取り組んでいきます。