ソニー音楽財団 子ども音楽基金、第5回(2024年度)を募集 音楽を通じた教育活動に最大300万円を助成
ソニー音楽財団は6月15日、音楽を通じた教育活動に取り組んでいる団体の活動を助成する「ソニー音楽財団 子ども音楽基金」の第5回(2024年度)募集を開始した。
ソニー音楽財団 子ども音楽基金は、子どもたちが音楽を通した体験や活動に触れることで、感動する心を育てることを目的とした助成事業。地域・環境・経済状況に左右されることなく音楽に触れることのできる社会を目指し、2019年に設立した。これはSDGs(持続可能な開発目標/Sustainable Development Goals)で掲げられた「2030年までに世界が達成すべき17の目標」のうちの4番目の目標である「質の高い教育をみんなに」にも通じるものだ。
同基金では、音楽に触れる機会の少ない地域での子どものための演奏会や、病児・障がい児を対象とした楽器体験、児童養護施設での継続的な音楽療法のほか、ひとり親家庭やさまざまな国籍の子どもたちへの音楽教育等、多種多様な活動を対象に、これまでに延べ81の団体に対して計4,808万5,143円の助成を行い、多くの子どもたちへ文化的な体験機会を届ける活動を支援してきた。
「次世代のための教育支援活動および子どもたちの多様な体験機会を提供する取り組みを行い、すべての子どもたちが等しく感性豊かな心を育むことのできる環境づくりに寄与すべく、引き続き活動していく」と伝えている。
水野 道訓氏(ソニー音楽財団 理事長)コメント
2019年に設立した当基金も第5回を迎えることとなり、これまで多くの採択団体の皆様に助成金を活用いただき、充実した活動を実施していただけたことに御礼申し上げます。子どもたちのおかれる環境がより多様化・複雑化し、子どもを取り巻く社会課題への関心が高まるなか、子どもたちへのきめ細やかな支援や豊かな体験機会の充実が、より一層求められています。そのような活動をサポートすることでよりよい社会の実現に向かうべく、皆様からの積極的なご応募をお待ちしております。