MPA、2023年度音楽著作権管理者養成講座を開講
MPAは、2023年度の音楽著作権管理者養成講座を6月22日に開講した。今回は、過去最多となる240名の受講生が参加、昨年同様、スクーリングとオンライン配信を併用したハイブリッド形式で実施、開講当日は、120名の受講生が会場で受講した。
稲葉会長による開講挨拶の後、1時限目の講義「音楽出版(著作権)ビジネス概論」(稲葉豊氏・ユーズミュージック代表取締役社長)では、音楽出版ビジネスの構造や音楽出版社の役割等、本講座を受講するにあたっての導入的な内容について説明。
続く2・3時限目「音楽出版社の歴史(外国/日本)」(朝妻一郎氏・フジパシフィックミュージック代表取締役会長/MPA顧問)の講義では、国内外における音楽出版社の成り立ちや、現在のビジネスモデルに至るまでの過程について解説を行った。
今後、延べ17日間(50時限)にわたる講義を行った後、11月14日には修了試験が実施される。併せて、修了生を対象とした「フォローアップコース」では、YouTube上で講義のオンライン配信を実施、49名の受講生が参加している。
また、音楽著作権管理者養成講座で使用しているテキスト「音楽著作権管理の法と実務」の改訂版が7月3日より発売される。現在MPAの公式サイトから予約を受付中。