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ヤマハとCRI、ゲームなどXRコンテンツへの立体音響技術の普及を目指し協業

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Sound xR

ヤマハは、ゲームなどXRコンテンツへの立体音響技術の普及を目指すためにCRI・ミドルウェアと協業することを発表した。ヤマハは、同社のイヤホン・ヘッドホン向け仮想立体音響ソリューション「Sound xR」のライブラリをCRI社へ提供する。今後は、CRI社の統合型サウンドミドルウェア「CRI ADX」に標準搭載することを目指し評価・検証を重ね、CRI社におけるミドルウェア群の開発に協力していく。

Sound xRは、通常のイヤホン・ヘッドホンで360°あらゆる方向の音を立体的に表現することができる仮想立体音響ソリューション。「ViReal」(バイリアル)の研究開発で培われた音響特性モデル(HRTF:頭部音響伝達関数)を継承し、音声コンテンツを高精細に空間定位させることで、VR/AR/MR/SRの総称とされるXR(xReality)のアプリケーション領域におけるインタラクティブかつ高品位な音像定位と音空間のデザインを可能にする。ヤマハでは、これまでもSound xRのUnity(ユニティー)版などを開発し、ゲームパブリッシャーやベンチャー企業、大学研究機関へ提供してきた。また、Sound xRをゲームやメタバース(仮想空間)を中心としたXRコンテンツ向けに提供すべく他社との協業も進めている。

今後は評価・検証を重ね、2023年中にCRI ADXへSound xRを標準搭載およびサービスリリースし、CRI ADXを用いることでSound xRもXRコンテンツ開発に活用できる環境整備を目指すとのこと。