グロービス、茨城・水戸市民会館 大ホールのネーミングライツ契約締結 愛称は「グロービスホール」
グロービスは、茨城県水戸市と芸術文化施設「水戸市民会館」大ホールのネーミングライツスポンサー契約を締結、愛称が「グロービスホール」に決定したと発表した。グロービスは、7月2日に開館した水戸市民開館のグロービスホールをエンタメなど幅広く活用し、水戸・茨城の地域活性化につなげるため支援するとしている。
グロービスホール(大ホール)は、茨城県最大の2,000席を有し、コンサート、ライブ、演劇、ビジネスカンファレンス、展示会など、さまざまな催しに使用できる施設。3層構成の観客席で、催しの規模に応じて、1階席のみの利用(1,293席)や2階席までの利用(1,626席)も可能。また、ガラス張り・防音の親子室を設けている。
その他、水戸市民会館には、グロービスホールをはじめ、ユードムホール(中ホール)、小ホール、大会議室、木のぬくもりあふれるやぐら広場など、用途に合わせたスペースが揃っている。
グロービスグループでは、水戸・茨城の観光・経済に貢献するため、グロービスホールにて多様なイベントの開催を予定しているとのこと。LuckyFM茨城放送では、音楽ライブなどを主軸に活用する予定で、9月に中島美嘉、11月に平原綾香のコンサートが決定している。
また“地方創生の魁モデル”の一つとして音楽フェス事業も昨年から新たに展開。本年も7月15日・16日・17日、茨城・国営ひたち海浜公園で、アーティスト100組を超える大規模音楽フェスとして、「LuckyFes」を開催する。
また、グロービス経営大学院では、教育理念である能力開発、ネットワーク、志を培う場を継続的に提供することを目的として、MBAプログラムの在校生・卒業生 及び 教員、経営者、学者、政治家、マスコミが一堂に会する1,500名規模のカンファレンス「あすか会議」を毎年開催。このあすか会議を、2025年以降はグロービスホールにて実施予定。その他、プロバスケットボールチーム「茨城ロボッツ」のイベント、G1茨城フォーラム、EO/YPOなど起業家・経営者が集うビジネスカンファレンスなども開催する予定。
7月2日に執り行われた水戸市民会館開館記念式典では、水戸市長 高橋靖氏をはじめ政治家、経営者など約2,000人が参列。狂言師の野村萬斎氏による狂言「三番叟(さんばそう)」上演、ピアニスト、東京芸術大学名誉教授 野平一郎氏によるピアノ開きミニコンサートが実施された。その後行われた記者発表会でグロービス代表 堀 義人氏は高橋市長と対談し、今後の展望について話し合った。
グロービス代表 堀 義人氏コメント
水戸市民会館の開館によって、これから街のど真ん中に人通りが増えるだろう。ふらっと立ち寄りたくなるこの気持ちのよい空間に、コンサートなどの良質なコンテンツが拡充されることで、ここが街のにぎわいの核となっていくはずだ。願わくば、水戸駅から茨城大学まで路面電車が走ればさらに活気づくだろう(M-TRAM構想)。地方創生の魁モデルを構築してきたグロービスとしても、グループ会社のLuckyFM茨城放送の主催コンサートや、グロービス経営大学院の「あすか会議」の開催などを通じて、街の賑わい作りを担っていきたい。