日比谷公園大音楽堂、24年10月に使用を休止 老朽化の再整備のため

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東京都は、改築後約40年が経過し老朽化が進んでいる東京・日比谷公園大音楽堂について、民間事業者のノウハウ等を活用して再整備を行うことに伴い、2024年10月1日から大音楽堂の使用を休止する。再整備後の使用については事業者の決定後、詳細が判明次第発表するという。

再整備は、「都立日比谷公園再生整備計画」(令和3年7月策定)に基づき、施設の機能向上や日比谷公園の更なる賑わい創出を図ることを目指すもので、都市公園法に基づく公募設置管理制度(Park-PFI)を活用し、大音楽堂の整備及び管理運営を行う事業者を募集する。

公募設置管理制度(Park-PFI)とは、都市公園において飲食店、売店等の公園利用者の利便性の向上に資する公園施設(公募対象公園施設)の設置と、設置した施設から得られる収益を活用して、その周辺の園路、広場等の公園施設(特定公園施設)の整備や改修等を一体的に行う民間事業者を公募により選定する制度となっている。