USEN-NEXT HD、22年9月~23年5月期は3Q累計で過去最高売上高を更新 今期予想を上方修正
USEN-NEXT HOLDINGSは7月10日、2023年8月期第3四半期の連結業績(2022年9月1日~2023年5月31日)を発表した。
当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高2,020億9,700万円(前年同期比15.7%増)、営業利益155億6,700万円(前年同期比15.1%増)、経常利益146億6,400万円(前年同期比14.5%増)、また、親会社株主に帰属する四半期純利益については、83億6,900万円(前年同期比22.9%増)となった。
コンテンツ配信事業の売上高は606億2,500万円(前年同四半期比14.5%増)、営業利益は50億6,300万円(前年同四半期比2.6%増)となった。
店舗サービス事業の売上高は471億3,500万円(前年同四半期比9.2%増)、営業利益は74億3,500万円(前年同四半期比5.7%増)となった。
通信事業の当第3四半期連結累計期間における売上高は416億4,400万円(前年同四半期比6.9%増)、営業利益は46億8,400万円(前年同四半期比8.4%増)となった。
業務用システム事業の当第3四半期連結累計期間における売上高は138億1,100万円(前年同四半期比3.4%減)、営業利益は18億2,000万円(前年同四半期比25.5%減)となった。
エネルギー事業の当第3四半期連結累計期間における売上高は416億6,700万円(前年同四半期比47.5%増)、営業利益は21億6,500万円(前年同四半期比490.4%増)となった。
2023年8月期の業績予想は、売上高を従来予想2,470億円から9.3%増の2,700億円、営業利益を同184億円から11.4%増の205億円、経常利益を同173億円から9.8%増の190億円、親会社株主に帰属する当期純利益を同92億円から14.1%増の105億円と上方修正した。
売上高は、コンテンツ配信事業において課金ユーザーの純増数が想定を上回って進捗していること及び3月31日に経営統合したプレミアム・プラットフォーム・ジャパンの売上が加算されていること、エネルギー事業において市場調達モデルであるU-POWER サービスの契約件数が想定を上回って進捗していることを主要因として期首予想を上回る見込みとなった。
また、利益面ではコンテンツ配信事業が想定を上回る課金ユーザーの純増に伴い先行費用となる獲得コスト増加により期首予想対比で増収減益となる見込みの一方、店舗サービス事業、通信事業並びにエネルギー事業において業績が堅調に進捗し増収増益を見込んでいることから、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の各段階利益は期首予想を上回る見込みだ。