ドワンゴ、ユーザーのオリジナル楽曲を音楽サブスクやSNSへ代行配信&収益化する「楽曲収益化サービス」7/25スタート 二次創作の活性化へ「ニコニ・コモンズ」リニューアル
ドワンゴは、ボカロ楽曲などユーザーが制作したオリジナル楽曲を同社が代行して各種音楽サブスクやSNSに一括配信し、管理・収益化までワンストップでサポートする新サービス「楽曲収益化サービス」を7月25日より開始する。
楽曲収益化サービスは、これまで日本ネットクリエイター協会(JNCA)の設立などクリエイターの創作活動を支援してきたドワンゴが手がける音楽クリエイター向けのサービスで、クリエイターがより創作活動に集中できるようサポートする。同サービスは、誰でも登録料・年会費が無料で1曲から利用可能で、オリジナル楽曲を申請するだけで、Apple Music、Spotify、TikTokなど複数の音楽サブスクやSNSでの配信~収益化まで、面倒な手続きを省くことができる。また、収益化方法については、音楽配信による収益をはじめ、YouTubeでの広告収益、著作権収益の3つの手段が利用できる(本サービスの利用は18歳以上が対象)。
あわせて、サービス開始を記念したプレゼントキャンペーンを実施する。キャンペーン期間中に「楽曲収益化サービス」へ楽曲を申請し、審査を通過された人全員に「ニコニ広告チケット(クリエイターチケット)3,000pt分」をプレゼント。さらに、その中から抽選で、「豪華DTM3点セット」など、創作活動をより充実させるアイテムをプレゼントする。また、8月4日~7日に開催する「The VOCALOID Collection 〜2023 Summer〜」(ボカコレ)と連動したスペシャル企画も行う。ボカコレ開催期間中、ボカロ楽曲の投稿と同サービスへの申請をした方の中から受賞者10名に投稿楽曲のアナログレコードとレコードプレーヤーを配布する。
また、クリエイターが自らの作品(著作物)をサイト上に登録することで他のクリエイターが利用することができ、二次創作の活性化や、それによる収益の獲得に繋げることができるサービス「ニコニ・コモンズ」のリニューアルを行い、二次利用条件をより詳細に指定できるようになった。仕様も分かりやすく変更するなど、これまで以上に安心かつ簡単に利用することができる。