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ローランド、動画配信時に著作権フリーのBGMや効果音を活用できるサブスクサービス「BGM CAST」をRoland Cloudで提供

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「BGM CAST」に対応する「BRIDGE CAST」使用イメージ

ローランドは、音楽制作用の高品位なプラグイン音源やサービスを提供するクラウドベースのプラットフォーム「Roland Cloud」で、ゲーム実況配信などに活用できる、著作権フリーのBGMと効果音を提供するサービス「BGM CAST」を7月18日に開始した。

近年、スマートフォンの高性能化のほか、さまざまなSNSや配信プラットフォームが登場したことで、動画投稿やライブ配信を誰でも気軽に行えるようになり、2020年以降のステイホーム期間を経て、そのトレンドはますます広がりを見せている。さらにサブスク、クリエイター支援サイト、投げ銭システムほか、動画や配信などのコンテンツで収益を得る方法も多数出現し、「クリエイターエコノミー」と呼ばれる市場規模は今後さらに拡大することが予想される。

このような環境のなか、ライブ配信や動画制作を行うクリエイターから強く求められているのが「著作権フリーのBGMと効果音」。さまざまなコンテンツがあふれるなかで視聴数/高評価数を増やすには、コンテンツのクオリティを高め差別化を図ることが必要となり、BGMや効果音は動画の雰囲気づくりや抑揚づけ、演出に大きく役立つ。

しかし、配信プラットフォームによっては、BGMや効果音の著作権に関する手続きや判断が簡単ではない場合があり、意図的かそうでないかを問わず、著作権侵害とみなされてアカウントが停止されたり、動画が削除されてしまうケースも生じている。

同社は、このような問題を解決する著作権フリーのBGMと効果音を、サブスクリプション・サービスを展開するプラットフォームRoland Cloudを通じて、同社初のゲーミング・オーディオミキサー「BRIDGE CAST」のユーザー向けに提供開始する。

このBGM CASTは、BRIDGE CAST専用アプリからRoland Cloudの有償プランのいずれかに登録することで、数千曲のBGMと数百の効果音を利用できる。また、「Roland Account」に無料の会員登録をすると、36曲のBGMと16種の効果音を使用できるとしている。

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