U-NEXTと東北ケーブルテレビネットワークが「PLAY, NEW TOHOKU.」をスローガンに3つの事業から連携を開始
USEN-NEXT GROUPのU-NEXTが運営する動画配信サービス「U-NEXT」は、8月1日より東北ケーブルテレビネットワークに加盟する17つのケーブルテレビ局と事業連携を開始する。これにより、都市部での利用が多い動画配信サービスの東北エリアでの認知拡大、利用拡大を推し進めるとともに、東北のコンテンツをU-NEXTから全国へと発信し、相互送客を図っていく。
スローガンは「PLAY, NEW TOHOKU.」。映像をPLAY(再生)する。スポーツをPLAY(プレイ)する。音楽をPLAY(演奏)する。映画、スポーツ、音楽など多岐にわたる事業を展開する東北ケーブルテレビネットワークとともに、全国に向けて“新しい東北”を発信していく。
東北ケーブルテレビネットワークとU-NEXTが、8月1日に山形市内にて行った記者会見にて、以下の3つの事業について連携することを発表した。
- 東北ケーブルテレビネットワークとの連携
- 東北ケーブルテレビネットワークに加盟する17のケーブルテレビ局にて、U-NEXTの取次ぎ販売を開始
- 東北のケーブルテレビ局が制作した東北発祥の映像コンテンツを配信
- 東北各地で、その場で簡単に加入できる「U-NEXT専用ブース」を100ヵ所展開
- 山形国際ムービーフェスティバル (YMF)(11月10-12日開催)との連携
- スカラシップ作品やノミネート作品をU-NEXTで特別配信予定
- スカラシップ製作委員会にU-NEXT映画部が参加予定
- U-NEXT賞を新設予定
- 映画館「MOVIE ONやまがた」との連携
- 8月1日よりU-NEXTポイントで映画チケットを購入可能に
- U-NEXTが製作・協力する映画作品を上映予定
東北ケーブルテレビネットワーク 代表取締役社長・吉村和文氏コメント
ケーブルテレビの加入世帯数は年々増加し、令和3年度末には全国で約3,139万世帯、普及率は約52.5%と、国民の半分が利用するメディアに成長しています。また、業界全体では地域と共に成長していく新しい未来を目指して「2030ケーブルビジョン」を掲げ、様々なアクションプランを策定しているところです。
東北地域では、各県のケーブルテレビ17局で「東北ケーブルテレビネットワーク」を設立し、広域ネットワーク(東北376万世帯のうちサービス対象世帯146万世帯)による付加価値の創出や、新規事業の開発に取り組んでいます。
そして、この度「東北ケーブルテレビネットワーク」と、国内最大の動画配信サービスである「U-NEXT」は、包括契約を結ぶ運びとなりました。東北にお住まいの皆さまは、ケーブルテレビを介してU-NEXTをお楽しみいただける他、全国の皆様からはU-NEXTを通して東北の様々な映像コンテンツもご覧いただけるようになります。また、東北ケーブルテレビネットワークが主催運営する映画祭「山形国際ムービーフェスティバル」との連携や、映画館「ムービーオンやまがた」との連携など、東北地域を舞台に、両社で新たな物語を始動させていきたいと思っております。スローガンの「PLAY, NEW TOHOKU.」の言葉の通り、これから始まる 新しい東北 にぜひご期待ください。
U-NEXT 代表取締役社長・堤天心氏コメント
東北ケーブルテレビネットワークと連携し、「PLAY, NEW TOHOKU.」のスローガンのもと、東北エリアの皆様にU-NEXTをご紹介できることを大変嬉しく思っております。U-NEXTはこれまで、映画、ドラマ、アニメ、音楽、スポーツなど、様々なジャンルを強化してまいりました。加えて7月1日にParaviとサービス統合し、放送中のドラマや、過去の名作ドラマ・バラエティなど1万本以上を新たに配信開始しました。さらに魅力的なサービスになったと自負しておりますので、地域密着型の東北ケーブルテレビネットワークのお力をお借りし、東北の皆様により積極的にお届けしてまいります。また、東北のコンテンツをU-NEXTを介して日本全国に発信してまいります。ぜひご期待ください。