Musicmanの音楽番組「Nusicman」、疾走系、妖怪系、爬虫類系の本格派バンドを紹介
Musicmanの音楽番組「Nusicman」が最新回を本日公開した。今回の番組はロック好きが堪能できるよう、若さ、勢い、クオリティを兼ね備えたバンドをVJのKenta がキュレーション。下記からすぐに番組を楽しめるのでぜひ聴いてみていただきたい。
疾走系、妖怪系、爬虫類系の本格派バンドたち!
最初の曲は福岡発、スリー・ピースのガールズバンド、LOT SPiRiTSによる「二日月」。疾走感あふれる楽曲で、メンバーの演奏そしてボーカルの統一感も素晴らしく、どこかガールズバンド版のアジカンを思わせる本格的なサウンド。今後、人気が伸びてくることを期待してしまうバンドだ。
2曲目は以津真天(イツマデ)の「余韻愛好性」。バンド名の由来は日本の妖怪の名前から、という時点で個性的だが、ベースラインが動き回るトリッキーなアレンジ、耳に残る歌詞と、一癖も二癖もあってオリジナリティあふれる楽曲に仕上がっている。”妖怪系”と言っても、ビジュアルも演奏も色物系ではなく本格派で見応え、聴き応えともに抜群だ。
最後の曲は、板歯目(バンシモク)による「フリーダムスタンダード」。19歳の女性ボーカルの歪んだギターの歌声は、ニルヴァーナのような悪さ溢れるロックサウンドと最高に合っていて、いい人系全盛の今の時代に物足りなさを感じているロックファンにはぜひおすすめしたい期待のスリーピース・ロックバンドだ。7月18日横浜F.A.Dを皮切りに全国ツアーを敢行するが、このグルーヴは生で聴いたらきっと強烈だろう。
ギターのディストーションをKentaが解説
恒例となったお楽しみコンテンツは今回紹介した3組のバンドが駆使するディストーションについてVJのKentaが解説。それぞれのギターリフにかかった歪みがいかに効果的か、ギタリストとして解説している。ギタリストのこだわりがわかった上で、音楽を聴くとまた一段と味わい深くなるので、最後まで楽しんでいただければ幸いだ。
(文:榎本幹朗)
※連絡先:nusicman@musicman.co.jp
(2月19日まで一部メールが受信出来ておりませんでした。お詫び申し上げます)