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ハピネット、23年4月~6月期の映像音楽事業は音楽パッケージ販売が好調に推移 King & Prince「Mr.5」やSnow Man「i DO ME」などが牽引

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ハピネット

ハピネットは8月8日、2024年3月期第1四半期の連結業績(2023年4月1日~2023年6月30日)を発表した。

当第1四半期連結累計期間の売上高は822億9,900万円(前年同期比33.4%増)、営業利益は21億8,000万円(同89.9%増)、経常利益は23億3,800万円(同76.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は14億5,900万円(同76.9%増)となった。なお、6月20日付で同社は持分法適用関連会社であったブロッコリーの株式を公開買付けにより追加取得し、同社はハピネットの子会社となったが、8月31日をみなし取得日としているため、当第1四半期連結累計期間においては連結の範囲に含めていない。

玩具事業については、BANDAI SPIRITSの「一番くじ」をはじめとしたくじ商品や「ポケモンカードゲーム」などのトレーディングカードが引き続き好調に推移したほか、「ガンダムシリーズ」のプラモデルなど、ホビー商品の販売が拡大し、売上高、利益面ともに前年同期を大幅に上回った。この結果、売上高は341億6,900万円(前年同期比34.4%増)、セグメント利益は13億9,800万円(同113.5%増)となった。

映像音楽事業については、King & Princeのベストアルバム「Mr.5」やSnow Manのアルバム「i DO ME」などが牽引し、音楽パッケージの新譜の販売が好調に推移したことや、同社出資映像作品の配信プラットフォームへの販売が伸長したことにより、売上高は前年同期を上回った。利益面についても、適正在庫の維持に努めたことによる在庫評価損失の減少により、前年同期を大幅に上回った。この結果、売上高は177億1,000万円(前年同期比7.3%増)、セグメント利益は2億8,000万円(同170.7%増)となった。

ビデオゲーム事業については、「Nintendo Switch」や「PlayStation5」のハードの売上が好調に推移していることに加え、「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」や「ファイナルファンタジーXVI」などのヒット商品があったことにより、売上高、利益面ともに前年同期を大幅に上回った。この結果、売上高は211億8,100万円(前年同期比64.7%増)、セグメント利益は4億3,500万円(同172.4%増)となった。

アミューズメント事業については、同社運営のカプセル玩具ショップ「ガシャココ」の出店拡大に加え、カプセル玩具市場が引き続き好調に推移していることにより、売上高は前年同期を大幅に上回った。利益面については、新規ロケーションの開拓や自社ショップの出店に係る初期費用の発生により、前年同期を下回った。なお、「ガシャココ」は2023年6月末日時点で86店舗を出店している。この結果、売上高は92億3,800万円(前年同期比33.9%増)、セグメント利益は3億8,900万円(同27.1%減)となった。

2024年3月期予想は、5月12日に公表したものを据え置いた。

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