【訃報】元CBS・ソニーの洋楽ディレクター野中規雄氏が死去 75歳、エアロスミスやクラッシュ、チープ・トリックなど数多くのアーティストを手がける
元CBS・ソニー(現ソニー・ミュージックエンタテインメント)の洋楽ディレクターで、音楽プロデューサーの野中規雄氏が8月13日に死去した。75歳。葬儀は近親者で行った。
1948年群馬県前橋生まれの野中氏は、1972年にCBSソニーに入社し、洋楽宣伝、洋楽ディレクターとして、エアロスミスやクラッシュ、ジャニス・イアン、チープ・トリックなど数多くのアーティストを担当。チープ・トリックの武道館ライヴ「チープ・トリック at 武道館」は世界発売され、大ヒットした。
その後、SD本部、国内制作本部長、ソニー・ミュージックエンタテインメント取締役を経て2003年にソニーミュージック・ダイレクト代表取締役に就任。2008年に同社を定年退職し、同年に退職した岡田了氏と共に日本洋楽研究会を設立。制作に携わった洋楽カタログを後世に残すための活動を行い、この中核として、FM COCOLOで番組「パイレーツロック」を放送していた。
野中氏には取材などで大変お世話になりました。ご冥福をお祈りいたします。