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2023年第2四半期音楽配信売上は前年同期比114%の290億円、ストリーミングは市場全体の9割超えまでシェア拡大

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日本レコード協会は8月30日、同協会加盟全社の集計による2023年第2四半期(4月〜6月)の音楽配信売上実績を発表した。

2023年第2四半期の音楽配信売上は前年同期比114%の289億6,700万円となり、これにより、2023年上半期(1月〜6月)累計の音楽配信売上は同113%の572億7,600万円となった。音楽配信市場は、2020年第4四半期以降、二桁成長が続いている。また、ストリーミングは第2四半期262億8,900万円、上半期517億4,500万円と、いずれも音楽配信市場全体の9割超えにまでシェアを拡大している。

ダウンロードにおいて、シングルトラックの数量と金額は前年同期比83%の931万ダウンロード/同92%の15億6,200万円、アルバムは同93%の82万ダウンロード/同90%の9億4,900万円、音楽ビデオは同91%の5万ダウンロード/同77%の1,600万円、この結果、ダウンロード全体で同84%の1,017万ダウンロード/同91%の25億2,700万円となった。

ストリーミングにおいて、サブスクリプション/音楽は前年同期比115%の209億7,400万円、サブスクリプション/音楽ビデオは同126%の14億2,100万円、広告収入/音楽は同170%の24億円、広告収入/音楽ビデオは同89%の14億9,400万円、この結果、ストリーミング全体で同117%の262億8,900万円となった。

その他は、前年同期比81%の1億5,100万円となった。