鹿鳴館が24年1月の退去を延期、大反響を知ったビル管理会社から延長の申し出「通常ではありえない事」

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東京・目黒のライブハウス「鹿鳴館」が、2024年1月の退去予定を延期すると発表した。

鹿鳴館はビルの老朽化のため、2024年1月を持って現在の場所を退去することを6月に発表。SNSでの拡散やメディアで取り上げられるなど大きな反響となった。これを知ったビルの管理会社からは「鹿鳴館退去後の2024年2月以降に直ちにビルを解体するスケジュールにはなっていないので、御社にお力になれる事があるかと考えた結果、移転先がまだ未定であるのであれば延長して使ってください」との申し出があったという。

目黒鹿鳴館 代表取締役社長の山口高明氏は、「勿論、移転先に向けて動いてはおりましたが、お話をいただいた当時、まだ良移転先が見つかっていない状況の中で大変ありがたい申し出でしたのでお受けする事にしました。一年間の延期ではありますが皆様のお陰で通常ではありえない事が起こったと、WEB等で拡散してくださった皆様には本当に感謝しかございません。ありがとうございます」と謝意を伝えると共に、「スケジュールにつきましても前回発表した時は既に空き日程がない状況で、『最後にもう一度あの鹿鳴館のステージで』の実現を諦めてしまった方も少なくないと感じております。この機会に問い合わせください」と呼びかけた。ブッキングは、2024年12月まで解放されているとのこと。

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