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ポニーキャニオンがクリエイターとのフェアな取引ルールを公表、さらに1年間の活動をまとめたサステナビリティレポート2022も公開

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ポニーキャニオンは、クリエイターとの取引において相互がフェアなパートナーであることを大前提としている同社の姿勢を改めて明文化した「クリエイターとのフェアな取引ルール」を公表した。

同社は、「エンターテイメント業界においては、個人で活動するケースの多いクリエイターと発注する側の企業とでは、以前の商習慣によってアンフェアな関係性が一部に残っている事例を耳にすることがあり、またこれから実績を積む段階の若手クリエイターにとっては厳しい労働環境であるなど、課題がある」との認識を示している。

そこで、「すべてのクリエイターとエンターテイメントファンにとっての最良のパートナーになる」をミッションに掲げる同社は、大切なパートナーであるクリエイターの活動を持続可能にするため、さらには事業活動を通じ持続可能な社会づくりに貢献するため、2022年6月にSDGs宣言を行った。そして、サプライチェーンの取引先を広く対象にした「パートナーシップ構築宣言」に登録し、作品の制作に携わる者がお互いへのリスペクトを共通認識として持つことを目的とした「リスペクト・トレーニング」を導入するなど、企業としてクリエイターと共存共栄する姿勢を広く公表するとともに、その姿勢を社員ひとりひとりへ徹底してきた。

この度、これまでの同社の取り組みを改めてクリエイターにフォーカスし、クリエイターをはじめとしたステークホルダーにより具体的に伝えるために、「クリエイターとのフェアな取引ルール」の公表に至ったという。

クリエイターとのフェアな取引ルール

ポニーキャニオンは、クリエイターとの取引において相互がフェアなパートナーであることを大前提としている。

  • 当社起点のサプライチェーンが、取引先に負荷の発生しない正当なスケジュール管理の中で実行されるために、具体的な社内標準スケジュールを定めその遵守に努めます。また、スケジュール遵守率を部門ごとに見える化し、会社全体として相互チェックを行います。

  • 取引の際には、予め明確かつ正当な業務内容、工程、納期、対価設定を協議、合意します。また、合意内容を反映した発注書を交付し、対価は期日通りに銀行振り込みにて現金で支払います。

  • パンデミック、自然災害など不測の事態が発生した場合は、相互の状況を確認、理解し可能な限りパー トナーシップの維持に努めます。

  • 公的制度などの変更に合わせた、不当な要求や取引の停止などは行いません。

以上を守ることで、パートナーの豊かなクリエイティブ活動をサポートする。

また、同社は2022年度(2022年4月1日から2023年3月31日まで)のサステナビリティ活動内容と、目標に対しての進捗結果をまとめた、初のサステナビリティレポートを公開した。本レポートは、サステナビリティページより閲覧・ダウンロードできる。