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ソニーミュージックがアート・エンタメプロジェクトを始動、第1弾企画「SHIGETO KOYAMA CCMS experiment OBAKE」を米ニューヨークで開催

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ソニー・ミュージックエンタテインメントは10月5日、アート・エンタテインメントプロジェクトの始動を発表した。このプロジェクトは、近年「アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO」など、アートフィールドでの企画を数多く運営しているソニー・ミュージックエンタテインメントが新たにスタートするもので「波紋のように、今までなかった方向にアートの価値を広げ、ユニークな才能を尊重し、それぞれの「らしさ」を表現できるフィールドを作る。」というビジョンを掲げている。

第1弾の企画として、11月9日から11月22日までアメリカのニューヨークにある現代アートギャラリー・NowHereにてデザイナーのコヤマシゲトと同氏が率いるクリエイティブ集団・CCMSによる「SHIGETO KOYAMA CCMS experiment OBAKE」を開催する。

同社は、プロジェクトを通してアーティストとともに未知の領域を探求できる環境を育むことによって、アートとエンタテインメントが交わる活気ある場の提供を目指すとしている。

開催に寄せてのコヤマシゲト コメント

「exhibition」ではなく「experiment」であること

2015年に台北で初個展「SHIGETO KOYAMA DESIGN EXPO」、
翌2016年に東京で「おばけちゃん展」をやったことで、正直もう僕個人の“個展”はやらなくてもいいかな……と思っていたのですが、今回はNYCということで「これは本場のベーグルが食べられるぞ!」と思い、このたび「SHIGETO KOYAMA CCMS experiment OBAKE」を開催させて頂く運びとなりました。

今回の「OBAKE」では二つの視点があます。

ひとつはラフや原画などアニメーションの途中成果物を中心に、集団作業における「デザイナー」という役職の、いろいろな側面を展示することで“アニメーション制作”や“デザイン”の面白さを、より「わかりやすく」伝えたいと思っています。

もうひとつは草野剛さんと野中愛さんとの同人サークル「CCMS」の新作を展示したいと思っていますが、こちらはとても「わかりづらい」活動なので、見てもらった方が早いかな、と思っています。

あくまでぼく「個人」の業績や成果を展示するものではなく、いろんな方との「集団」制作物を展示する、というとても実験的な試みであるので、今回は「exhibition」ではなく「experiment」としたいと思います。

この「experiment」がみなさんの素敵な「experience」になりますように。