NexTone、IMPFの「Friends & Supporters」カテゴリーに加盟 外国地域における著作権管理業務の推進・情報収集の強化へ
NexToneは10月27日、Independent Music Publishers International Forum(IMPF)の「Friends & Supporters」カテゴリーに加盟したことを発表した。
IMPFは世界各国の独立系音楽出版社を会員とし、音楽出版社ビジネスに影響を与える法的枠組みに関する情報提供、音楽業界の動向調査、権利者団体と連携した権利意識の促進等を活動の目的として2013年に設立された民間の国際組織だ。
現在、世界各国の独立系音楽出版社を中心とした会員数は150社を超え、世界中の音楽、映像、演劇等の著作権管理団体によって構成される著作権協会国際連合(CISAC)や、世界各地の音楽出版社協会の国際的な連合体であるInternational Confederation of Music Publishers(ICMP)の会員としても活動している。
この度同社が加盟した「Friends & Supporters」カテゴリーは2021年7月に発足した新しい会員区分であり、IMPFと協調し世界中の独立系音楽出版コミュニティとオープンかつ透明な関係を築くことを使命とする営利企業を加盟対象としている。同社以外の音楽著作権管理事業者では、アメリカのAMRA、カナダのCMRRA、中東のESMAA等が加盟している。
「Friends & Supporters」会員は、独立系音楽出版社の世界最大のグローバルネットワークと連携しながら、主要な独立系音楽出版社との関係構築を行うことが可能であり、楽曲管理やライセンスにおける業界標準の推進、作曲家や音楽出版社にとって有益なエコシステム育成への参画等の資格を有している。また、IMPF主催のウェビナー等を通じた国際的な音楽関連の法律、規制、動向に関する情報取得が可能であり、同社の顧客である著作者・音楽出版社への有益な情報提供が促進される。
同社は加盟の目的について「今後、当社が外国地域における著作権管理業務の推進・情報収集の強化を目指す上で、また世界の音楽著作権ビジネス業界における当社のプレゼンスの向上が期待できる点においても、大きな意義があるものと認識しております」と説明している。