ヤマハ、楽器・音響機器の国内卸販売を行うYMJと小売販売を担うYMRJの合併を発表
ヤマハは、楽器・音響機器の国内卸販売を行うヤマハミュージックジャパン(YMJ、存続会社)と、小売販売を行うヤマハミュージックリテイリング(YMRJ)の2社を2024年4月1日付で合併することを発表した。
国内直営店の位置づけを、小売販売を中心とした店舗から、ブランド発信・顧客体験を提供する場に転換してきている。同社は合併の目的について、卸販売を担う子会社YMJと小売販売を担う孫会社YMRJを合併することにより、特約店・直営店・教室が一体となって需要創造とブランド価値訴求を進め、地域のユーザーにより良い音楽体験を届ける体制を整えると説明している。
また、この合併により、社会環境や顧客ニーズの変化に迅速に対応するため、卸販売と小売販売、それぞれに精通した人材・ノウハウを集結することにより、マーケティング機能の高度化と事業運営の効率化を図る。
さらには、卸販売・小売販売施策の連携とサービス事業を拡充し「顧客ともっと繋がる」ことで需要を喚起し、ユーザーの音・音楽の楽しさや素晴らしさの発見、音・音楽と共にあるこころ豊かな暮らしに貢献していくと伝えている。