日本オーディオ協会、奈良県立医科大学 学長 細井裕司氏を23年度「音の匠」に顕彰
日本オーディオ協会は、12月6日「音の日」に、音を通じて文化創造や社会貢献を↓人たちを「音の匠」として顕彰しているが、2023年度は、奈良県立医科大学 学長 細井裕司氏を「音の匠」として顕彰すると発表した。
日本オーディオ協会は12月6日をオーディオの誕生日として「音の日」と定め、日本音楽スタジオ協会や日本レコード協会など音に関わる団体と共同して、毎年「音の匠」の顕彰式の他に、「日本プロ音楽録音賞」や「ReC♪ST(学生の制作する音楽録音作品コンテスト)」の表彰式などの啓発活動を実施している。
選考理由
気導(通常の聞こえ)、骨伝導(頭蓋骨からの聞こえ)に続く第3の聞こえとして、軟骨伝導(耳孔内に音を生む聞こえ)を発見され、聞こえに関する新たな可能性を示された。また学会への発表等に留まらず、音響機器への実用化にも注力され、人の役に立ちたいという信念を持ち続け活動を続けられており、今後の展開が大いに期待される。
選考委員(順不同、敬称略)
- 岩崎 初彦 JVCケンウッド 執行役員 *委員長
- 山崎 芳男 早稲田大学 名誉教授
- 小谷野 進司 AES日本支部 前代表理事
- 平山 勉 電波新聞社 代表取締役社長
- 冬木 真吾 日本コロムビア
- 中山 博文 ソニー・ミュージックソリューションズ
- 熊澤 進 ヤマハ
- 遠藤 稔也 エレコム
- 平居 孝博 ソニー
- 高島 紀之 アルプスアルパイン
- 末永 信一 日本オーディオ協会 専務理事