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2022年2.5次元ミュージカルは197作品上演で274万人動員、前年を上回りコロナ禍前の水準に〜日本2.5次元ミュージカル協会発表

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日本2.5次元ミュージカル協会は11月21日、2022年の2.5次元ミュージカル年間上演作品数ならびに年間総動員数を発表した。

2022年の2.5次元ミュージカルの年間上演作品数は197作品、年間総動員数は274万人となり、2022年の作品数172作品、動員数233万人に比べ、どちらも前年を上回る結果となり、新型コロナウイルス感染症の流行前の水準まで回復(数字はぴあ総研調べ)。一方で、地方や海外を含め劇場に足を運べない環境の方たちに向けた配信も国内のみならず海外配信も含めてさらに充実した。

また、コロナ禍において海外への有料配信にも力を入れた効果で、海外の認知が以前より高まり、日本旅行の楽しみの1つとして、インバウンド観光客の2.5次元ミュージカル観劇への需要が高まっているとのこと。

同協会では、協会員の公演で海外向けチケット販売を希望される作品について、協会の公式サイト上に海外向けの英語版チケット販売システムを用意。日本のプレイガイドを使用できない海外在住者や、日本国内に在住の外国人が、クレジットカードで購入したチケットを、劇場のウィルコールなどで受け取りが可能な仕組みとなっている。また同協会の公式サイトの英語ページにて、英語チケットの購入可能な作品を集約することで、海外の人にもチケット購入までの導線をわかりやすくしている。

現在まで、「美少女戦士セーラームーン」30周年記念 Musical Festival -Chronicle-、「進撃の巨人」-the Musical-、木下グループpresents『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』、舞台『鋼の錬金術師』、「僕のヒーローアカデミア」The “Ultra” Stage 最高のヒーロー、劇団「ハイキュー!!」旗揚げ公演、「チェンソーマン」ザ・ステージ、ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」~忍の生きる道~、舞台『言の葉の庭~The Garden of Words~』、舞台「鬼滅の刃」其ノ肆 遊郭潜入、舞台「呪術廻戦」-京都姉妹校交流会・起首雷同-、舞台『弱虫ペダル』THE DAY 2 など27作品を販売している。

同協会は、インバウンド需要が更に高まる中で、日本の漫画、アニメ、ゲームを原作とした2.5次元ミュージカルは日本ならではの演劇として、インバウンド観光客の楽しみの1つとなるよう、今後も英語チケットの販売を強化していくとしている。