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2023年第3四半期の音楽配信売上は295億円、ストリーミングは268億円でシェア9割超え 音楽配信市場は2020年第4四半期以降2桁成長を継続中

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日本レコード協会は11月30日、同協会加盟全社の集計による2023年第3四半期(7月~9月)の音楽配信売上実績を公表した。

2023年第3四半期の音楽配信売上は、前年同期比113%の295億2,800万円となった。これにより、2023年1月から9月累計の音楽配信売上は、前年比113%の868億500万円となった。音楽配信市場は、2020年第4四半期以降、2桁成長が続いている。また、第3四半期のストリーミングは前年同期比115%の267億7,600万円となり、音楽配信市場全体の9割超えにまでシェアを拡大している。

ダウンロード内訳は、シングルトラックが数量で前年同期比89%の915万ダウンロード/金額で同100%の16億2,100万円、アルバムが数量で同83%の75万ダウンロード/金額で同86%の9億2,700万円、音楽ビデオが数量で同85%の5万ダウンロード/金額で同94%の1,700万円。ダウンロード合計は、数量で同88%の994万ダウンロード/金額で同94%の25億6,500万円となっている。

ストリーミング内訳は、サブスクリプション/音楽が前年同期比116%の217億9,500万円、サブスクリプション/音楽ビデオが同110%の13億4,200万円、広告収入/音楽が同141%の22億600万円、広告収入/音楽ビデオが同91%の14億3,300万円。ストリーミング合計は、同115%の267億7,600万円となった。

その他は、前年同期比99%の1億8,700万円となっている。