「Instagram発!国内Z世代のトレンドレポート 2023年総集編」リールで使われた楽曲はConton Candy「ファジーネーブル」YOASOBI「アイドル」などが年間を通して上位に
Instagramは、2023年のトレンドを振り返る企画として、「Instagram発!国内Z世代のトレンドレポート 2023年総集編」と題して、利用者データをもとに、1年を通してZ世代に特に人気だった検索キーワードやハッシュタグ、楽曲などの情報を公表した。
一般的にZ世代は13〜25歳を指すが、このレポートでは18〜25歳の国内Instagram利用者が直近1ヶ月に利用したもので、前月と比較して特に伸びたものを2023年4月上旬から12月上旬まで集計し、その結果から一部のデータや傾向を抜粋してまとめたという。
短尺動画・リールを投稿する際に大事なのが楽曲。年間を通した伸び率、使われた回数のデータで共通して上位だったのはConton Candyの「ファジーネーブル」、YOASOBIの「アイドル」、シャイトープの「ランデヴー」の3曲だ。
伸び率ではNitecoreの「Heartbeat」やCharlie Puthの「I Don’t Think That I Like Her」、使われた回数ではJung Kookの「Seven(feat. Latto)」やAKMUの「Love Lee」など韓国勢が上位にランクイン。
また、アーティスト別では「ユートピア」「Nagisa」「Analog Life」のimase、「ASAP」「Cool with You」「Get Up」のNew Jeans、「アイドル」「アドベンチャー」のYOASOBI、「セプテンバーさん」「花火大会」のRADWIMPSは複数曲がランクインしており、楽曲を出すたびに人気を集めている様子。
Z世代がInstagramに投稿する際によく使ったハッシュタグを集計した結果では、ジャンル別に見ると季節イベントや旅行・お出かけに関するハッシュタグが多いのは検索キーワードと同じ傾向に。
ただ、検索ワードと異なる傾向として、検索キーワードで人気のファッション関連は少ない一方、投稿に使ったハッシュタグではエンタメ関連が非常に多く使われており、乃木坂46の「#齋藤飛鳥卒業コンサート」、SnowManのドームツアー「#snowman1stdometour2023idome」など人気グループのコンサート名や、「#rockinjapan」「#summersonic」などのフェスが数多くランクインする結果になった。
旅行・お出かけ系では「#桜スポット」「#GW旅行」などに加えて、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハロウィンイベント「#ホラーナイト」や、東京ディズニーランドの「#disneychristmas」なども人気。スポーツ関連として「#wbc2023」「#秋季キャンプ」など野球に関するハッシュタグもランクインした。