Apple Music Classicalが日本に登場、1/24の提供開始に先駆けアプリの予約注文を受付中

アップルは本日、クラシック音楽のために特別に設計された独立したアプリ、Apple Music Classicalを、完全なローカライズ版の形で1月24日より日本で提供することを発表した。Apple Music Classicalは、Apple Musicのサブスクリプションの登録者であれば、追加費用なしで1月24日より利用できる。アプリは現在、予約注文を受付中だ。

Apple Music Classicalは、どこにいても利用できる、500万以上の楽曲をそろえたクラシック音楽の最大級のストリーミングカタログを提供する。音楽学研究者のチームが7年以上の歳月をかけて基本的なメタデータを作成し、5,000万のデータポイントを利用できるようにしたことで、完全に最適化された検索機能と閲覧機能が実現した。12万以上の作品、40万以上の楽章、2万人以上の作曲家が最高の音質で提供され、何千ものアルバムを没入感のある空間オーディオで聴くことができる。Apple Music Classicalは、非常に有名な作品については、数百、ときには数千のレコーディングを提供している。例えばベートーヴェンの交響曲第9番には1万8,000以上のレコーディングがある。

Apple Music Classicalには、関連する作品や作曲家にもとづいて厳選した何千ものおすすめや、世界トップクラスのクラシック音楽のエキスパートやアーティスト、インフルエンサーが特別に監修した700以上のプレイリストが用意されているので、リスナーは大好きな音楽を楽しみながら、さらなる発見をすることができる。

Apple Music Classicalは今年に入って北米とヨーロッパで公開されるやいなや、たちまちApp Storeの無料アプリランキングでトップとなり、Appleが提供するApple Musicのグローバルチャートではその週、クラシック音楽がそれまでで最も大きな記録を達成した。公開の2日後には、クラシックのアルバムも世界140か国以上でアルバムチャートにランクインし、このジャンルの新記録となった。

Apple Musicは、空間オーディオは未来のサウンドであり、かつてないほど深く没入感のある体験をファンのみなさんに提供できると信じている。このアプリでは何万ものクラシックのアルバムやレコーディングを空間オーディオで聴くことができ、これには、すべての最も重要なニューリリースと、最も重要なアーティスト、オーケストラ、レーベルの過去のレコーディングも含まれる。

Apple Music Classicalについて、日本のアーティストアンバサダーとパートナー団体については今月中に発表される。現在、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ザルツブルク音楽祭、ニューヨーク・フィルハーモニック、ロンドン交響楽団、メトロポリタン歌劇場などの代表的な団体と提携している。これらのパートナーシップによって、ほかでは見つけることのできない独占コンテンツをリスナーに提供する。例えば、今後5年間にわたってウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の定期公演の新レコーディングが、Apple MusicとApple Music Classicalだけで独占的に公開される。