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スペースシャワーネットワーク、23年4月~12月期は経常利益87.6%増

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スペースシャワーネットワーク

スペースシャワーネットワークは2月13日、2024年3月期第3四半期の連結業績(2023年4月1日~2023年12月31日)を発表した。

当第3四半期連結累計期間の業績については、コロナ禍で大きな影響を受けたライブ・イベントや店舗ビジネスが回復軌道に入ったことなどを受け、売上高は前年同期比11.0%増の125億8,701万円、営業利益は同299.0%増の6億6,953万円、経常利益は同87.6%増の6億6,456万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同54.7%増の4億224万円となった。

メディア セグメントにおいて、有料放送事業は、番組販売売上が減少したことなどにより、前年同期比で減収減益となった。映像制作事業も、ミュージックビデオの制作案件等の受注減少により減収減益となった。この結果、当セグメントの売上高は前年同期比15.2%減の31億800万円、セグメント利益(経常利益)は同44.6%減の1億8,717万円で減収減益となった。

ライブ・コンテンツ セグメントにおいて、ライブハウス事業やエンターテイメントカフェ事業など店舗ビジネスは、コロナ禍からの回復が続いたことにより増収増益となった。また、イベント事業は、当第3四半期連結会計期間に開催した新たなライブ・イベントの立ち上げに伴うコスト増があったものの、第1四半期連結会計期間に開催した国内最大規模のヒップホップフェスティバル「POP YOURS」のチケット完売となる約3万人動員や、第2四半期連結会計期間に開催の「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2023」の全日程・全券種完売による約8万人動員の達成などにより増収増益となった。この結果、売上高は前年同期比32.1%増の58億4,657万円、セグメント利益(経常利益)は同370.6%増の5億3,652万円で増収増益となった。

ソリューション セグメントにおいて、ディストリビューション事業は、受託契約のあったヒットアーティストの移籍に伴い、当第3四半期連結会計期間は音楽配信売上が減少したものの、第2四半期連結累計期間の音楽配信売上の好調な推移や、ファンクラブ事業における有料会員数の増加とEC/MD事業における大型案件の獲得により増収増益となった。この結果、売上高は前年同期比11.9%増の36億3,243万円、セグメント損失は(経常損失)5,579万円(前年同期はセグメント損失(経常損失)1億420万円)で増収増益となった。

2024年3月期の連結業績予想は、2023年5月12日に発表したものを据え置いた。