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2023年年間音楽配信売上は11%増の1,165億円、ストリーミングが初のシェア9割超え

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日本レコード協会は2月27日、同協会加盟全社の集計による2023年第4四半期(10月〜12月)の音楽配信売上実績を公表した。2023年第4四半期売上は前年同期比105%の297億円となり、この結果、2023年の年間売上は対前年比111%の1,165億円となった。

ストリーミングは前年比114%の1,056億円と伸長を続け、年間売上において初めて音楽配信売上全体の9割を超えた。

  • ダウンロード計  102億2,400万円(89%)
    • シングルトラック 62億4,800万円(89%)
    • アルバム  39億800万円(90%)
    • 音楽ビデオ 6,700万円(87%)
  • ストリーミング計 1,056億1,700万円(114%)
    • サブスクリプション/音楽 850億4,200万円(112%)
    • サブスクリプション/音楽ビデオ 53億6,500万円(116%)
    • 広告収入/音楽 90億2,300万円(151%)
    • 広告収入/音楽ビデオ 61億8,700万円(94%)
  • その他 6億5,800万円(86%)

2023年年間の音楽配信売上は、1,165億円(対前年比111%)と、2005年の統計開始以来最高額を2年連続更新し、10年連続のプラス成長、6年連続の2桁増を記録した。

1月発表の2023年音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオの合計)生産金額2,207億円と、同年音楽配信売上1,165億円の合計は3,372億円(対前年比110%)となり、3年連続プラス成長となった。