文化庁「AIと著作権に関する考え方について(素案)」に関するパブリックコメントの結果を発表 意見提出数は2万4,938件
文化庁は2月29日、1月23日から2月12日にかけて募集した「AIと著作権に関する考え方について(素案)」に関するパブリックコメントの結果について、2万4,938件の意見が集まったと発表した。この内、法人・団体数からの意見は73件だった。
寄せられた意見については、主な意見の概要、提出者、意見に対する事務局の考え方を取りまとめて公表。団体から寄せられた意見については、個人情報などマスキングが必要なものについて処理した上で、上記の取りまとめ資料と同時に、その全文を公表。個人からの意見についても、団体同様に処理した上で順次、全文を公表する予定だ。
文化庁は、著作権等の権利の適切な保護と、著作物等の公正・円滑な利用とのバランスを実現し、コンテンツ創作の好循環を最大化させていくという著作権法の基本的な考え方を旨とし、また、本パブリックコメントで寄せられた声を踏まえながら関係当事者の間における適切なコミュニケーションの実現に向けて、関係省庁とも連携しながら取り組んでいくと伝えている。