ソニー音楽財団 子ども音楽基金、第5回(2024年度)助成の採択団体決定
ソニー音楽財団は3月6日、「ソニー音楽財団 子ども音楽基金」第5回(2024年度)助成において、「子どもたちへの教育を目的とした音楽活動に取り組んでいる団体」の活動に対し、計14件、総額1,008万5,000円の助成を決定した。
各採択団体の活動概要および選考評他詳細を、本日より同基金公式サイトにて公開。次回第6回(2025年度)募集は、2024年6月頃を予定している。
同財団は「今後もクラシック音楽を通して、すべての子どもたちが等しく感性豊かな心を育むことができる環境づくりを目指して活動してまいります」と伝えている。
渡辺 元氏(選考委員/議長)選考総評より抜粋
応募団体の活動状況を俯瞰すると、「子どもを対象とする活動」であるという基本的な条件に加えて、経済的に困難な状況にある子どもや障がいを持つ子どもなど、対象がより明確になっている、または複合的な視点をもって活動しようとする団体が多く見られました。助成対象となられた各団体および関係者には、音楽を通じた取り組みにより、子どもたちの豊かな感性・健やかに生きる力が育まれることを心から期待しております。
ソニー音楽財団 理事長 水野 道訓氏挨拶より抜粋
第5回(2024年度)募集につきましては、前年を上回る156ものご応募をいただきました。応募書類を拝見しますと、全国各地で日々子どもたちに寄り添った活動に取り組まれている方々がこれほどいらっしゃるのかと、敬服の念に堪えません。このたび採択させていただいた14の活動につきましても、どの団体の皆様も、それぞれの地域で実績を積まれ、子どもたちにとってのよりよい環境づくりにご尽力されています。今回の採択によって、こうした活動がより一層発展していくことを願っております。