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バンダイナムコミュージックライブが事業分析にDomoを採用、二次利用を含めた楽曲の収益を可視化

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バンダイナムコミュージックライブは、事業分析をするために、クラウド型データ活用プラットフォーム「Domo」を採用することを決定した。作品ごとに二次利用の詳細をDomoのダッシュボードで可視化していくことを計画している。また、音楽配信、音楽原盤、音楽著作権、ライブ、グッズなどの売上実績も含めて、すべての情報をDomoに集約し、信頼できる情報源として社員の誰もがデータを活用できるダッシュボードを構築する。

バンダイナムコミュージックライブは、アーティストの発掘・育成、音楽制作、音楽著作権の管理・運用、バンダイナムコグループ内外の幅広いライブ・イベントの制作を手掛けている。バンダイナムコグループにおける、IP(Intellectual Property:映像や音楽等の知的財産)プロデュースユニットの1社として、IP創出とプロデュース力を強化し、変化の速い音楽業界において、よりスピーディな事業展開を目指している。

音楽配信、音楽原盤、音楽著作権の管理など楽曲全体を管理している、同社の事業本部ライツ部ゼネラルマネージャーの松尾章帆氏は、制作部が二次利用を含めた楽曲の収益の全体像を把握できる環境があれば、制作費の予算割り出しも容易になり、社員のモチベーションを下げることなく、クリエイティビティが発揮され、より良い楽曲制作や、さらなる二次利用にもつながるとの確信から、その環境を構築できるツールの検討をはじめた。

そこで、Domoがデータの管理から業務改善までデータ活用に必要な要素をすべてワンプラットフォームで提供している点や、同社の社員自らが「データ活用を自走していける」使いやすさと柔軟性を備えている点を評価し、採用を決定したという。

Domoで二次利用も含めた収益の全体像を可視化することで、特に作品担当者は長期的な視点で制作に取り組めるようになるほか、各部門が重視する判断軸で二次利用の詳細や売上実績の分析が可能になるため、社員の制作意欲の向上やクリエイティビティの発揮、業務の効率化を期待できる。さらに、今までは把握できなかったYouTubeやTikTokなどに使われている楽曲をDomoでリアルタイムに可視化できるようになるため、データをもとに時流にそった楽曲制作を実施し、ビジネスチャンスの拡大を図っていくとのこと。